その気でやる男 太田あきひろ

私の読書録

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「リベラルからの反撃」 「論座」編集部 編 朝日新聞社

 昨年の「論座」7月号の「政治家は『勇ましい姿』より『ちょっと待てよ』の気概を」(久間さん、仙谷さん、そして私太田の対談)が掲載されている。
 後藤田正晴さんの「遺言」はこんなに平易に語れるかと思うほどだ。
 「憲法というのは、民主主義を信用しないからこそ大事」「憲法という国家の基本法へのシニズムを生み出す危険水域に入っている」(大沼保昭氏)、さらに「立憲主義がまず用意する手立ては、人々の生活領域を私的な領域と公的な領域とに区分すること」として、価値の多元化した近代社会で、人々が立場の違いのなかで生きるために立憲主義があるという長谷部恭男氏。そして梅原・五百旗頭対談もいい。ナショナリズムの危険性を理解し、それをコントロールできる多くの人が必要となっている。