訪中した時だけでなく、杉本さんにはお世話になった。元上海総領事で、館員の自殺もその時のことだ。自身の病も最後にふれているだけだし、館員の自殺についても語っていない。今年8月3日に亡くなられ、それだけに懸命に書き残した遺書といえる。
ODAや、過酷な身分制度で苦しむ農民の現状や、めまぐるしく変貌・発展する中国の変化と不安定さを現場の仕事のなかから描いている。
靖国問題で硬直した日中関係の打開について、私は、文化をはじめとする「違い」の認識をより深い次元からしていかないといけないと常に思っている。













