
公明党の太田昭宏代表は31日午後、東京・新宿区の公明党新館で、中国共産党中央組織部の傅思和組織局長と会談した。これには、公明党から高野博師国際委員長、赤羽一嘉国際局長が同席した。

席上、太田代表は傅局長ら一行の訪問を歓迎し、第17回中国共産党大会の成功に祝意を表した。これに対して、傅局長は党大会に対する祝電や、今回の歓迎に対して謝意を述べるとともに、k公明党が長期にわたって中日友好に尽くしてきたことに称賛の意を表したい。胡錦濤国家主席、中国共産党は公明党との友好な党間関係を重視している」と強調した。
また、傅局長は成功裏に終了した党大会の内容を報告。「科学的発展観」を促進して社会の調和を図ることを理念に掲げ、民生改善に重点を置くとともに、国防に関しては「防衛的政策を取り、軍備強国にはならず、他国にも侵略しないようにする。日本を含む周辺諸国との友好関係をさらに発展させていく」と力説した。
太田代表は、胡主席ら中国首脳部が地方、生活を重視する姿勢を示していることを評価した上で、「公明党も現場、地方を大事にすることを基本にしている。地方で苦労する議員との意思疎通ができなくてはならない」と述べた。
さらに、傅局長から公明党の党勢拡大への取り組みについて質問された太田代表は、「平和、生活、福祉、教育、中小企業を重視する姿勢を強く打ち出していきたい」と答えた。
一方、太田代表は同日午後、公明党新館で、インドのヘーマント・クリシャン・シン駐日大使と会談した。高野国際委員長、赤羽国際局長、桝屋敬悟衆院議員、遠山清彦参院議員が同席した。
太田代表は昨年(2006年)12月のマンモハン・シン首相の来日や今年(2007年)8月の安倍晋三首相(当時)の訪印に言及し、「インドとの関係は非常に重要だ。首脳間交流や政党間交流をさらに活発化させなければならない」と表明。シン大使は「日本との二国間関係を最良の状態で維持することから、アジア、世界の平和と安定が築かれる」と強調し、「インドの政党は与野党を問わず日本を重視している」と述べた。
また、シン大使はインドの経済発展の持続に向けたインフラ整備の必要性を指摘し、安倍前首相が訪印時に協力を表明したデリー・ムンバイ間産業大動脈構想の実現に意欲を表明。太田代表は日印両国の協力関係のさらなる緊密化へ尽力する考えを示した。
公明新聞:2007年11月1日













