その気でやる男 太田あきひろ

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安全・安心、勢いのある国に

働き方、雇用問題に全力
日銀人事など 期限までに結論出す見識を
横浜市で太田代表


 公明党の太田昭宏代表は16日、横浜市内で講演し、大要、次のような話をした。
 一、日銀総裁人事のごたごたは世界から見たら「何をやっているんだ、日本は」となる。皆さんもそう思っていると思う。株が下がる、円高になる、いろんなことが起きる中で、きちっとしなくてはならない日銀総裁人事。「ねじれ国会」と言われているが、対立は対立としてあったとしても、結論はきちっと期限までに出すという見識を、与党も野党も持つべきだ。

 この国をどうするか、政局ではなくて国民生活をどうするかという同じ基盤に立って、ものを考えていくことができれば、たとえ衆院と参院の多数がねじれていても、きちっとした政治が行われると思う。
 一、私は安全と安心と勢いのある国にしたい。
 GDP(国内総生産)が10年間、日本は全く変わっていない。給料も10年間、全く変わらないどころか、若干、総額で下がっている。もう一度、そこに勢いを持たせなくてはいけない。春闘に対しても、逆に与党である私たちが追い風を送って、首相が賃上げということを財界に強く言っている。
 一、日本で影を落としているのは労働力人口の問題だ。これが少子高齢社会の中で、どんどん減っている。しかも若者が正規雇用につけず、十分、社会で力を発揮していない。
 一、労働力人口ということが、GDPでも格差でも一番大きな問題になっている。働き方、雇用、労働に力を注ぐことは格差を是正する上からも、賃金を上げる上からも、GDPを上げて、国に勢いを持たせていくことからも大事である。
 若者がニート、フリーター、そして正規雇用に就けないことを脱皮するようにということが一つの柱。もう一つは60歳代以上で働きたいと言う人には仕事があるという日本をつくり上げること。もう一つは女性の社会参画のシステム。女性が結婚して子どもを産むと会社をやめて、子育てが終わるとまた働き出すというM字カーブを脱却して、女性がずっと働き続けられる条件や賃金や体制をつくり上げることが極めて重要だ。
 一、医療の問題が構造変化の荒波にさらされている。一つは産科、小児科の医師が少なくなった。もう一つは救急医療体制が依然として壊れている。それから、地域の中で中堅の、中核の病院が次々と倒れてしまっている。具体的にこういう三つの現象が組み合わさって、救急患者がぐるぐる回しになって死産をしたということが起きたりした。
 公明党はこれを変えなくてはいけないと空床情報などを、病院と連携をしっかり取り、中央に一元化する情報管理システムを法律化する。
 一、公明党は現場の気持ちがよく分かる政党として存在価値がある。さらに精進して頑張っていく決意だ。
公明新聞:2008年3月17日