その気でやる男 太田あきひろ

会見・コメント

福田首相が辞任表明

在任1年 新布陣で政策実現へ

 

080902-1.JPG 福田康夫首相は1日夜、首相官邸で緊急に記者会見し、政府・与党が29日にまとめた総合経済対策や消費者庁の設置などを実現するため、「体制を整えた上で(臨時)国会に臨むべきだ。国民生活を第一に考えるなら、政策実施の歩みを止めることはできない」として、「新しい布陣のもと、政策の実現を図っていかないといけないと判断し、辞任を決意した」と述べ、退陣を表明した。

 記者会見で福田首相は、退陣表明のタイミングについて、「まだ国会の実質審議入りには時間のある、このタイミングを狙って、国民には大きな迷惑がかからないと考え、時期を選んだ」と述べた。その上で、「これをきっかけに次の自民党総裁の下により強力な体制を敷いてもらい、国家国民の政策実現に向けてまい進してもらうことを期待している」と述べた。
 首相の辞任表明を受け、自民党は早期に総裁選を実施し、新総裁を選出する。
 福田首相は、安倍晋三前首相の突然の辞任を受けて2007年9月25日に第91代の首相に就任。参院で野党が過半数を握る中で、日銀総裁人事が参院で相次ぎ不同意になるなど厳しい国会運営を強いられていた。
 福田首相は洞爺湖サミットで地球温暖化対策への取り組みを強調。道路特定財源の一般財源化や、消費者庁の来年度創設、行政経費のムダ排除、社会保障制度の抜本改革を図ることで「国民目線の行政への転換」をアピールしたが、反転攻勢の糸口は見いだせなかった。

 

突然の辞任に驚き
政治空白許されず 決断を重く受け止め対処
太田代表

 

 公明党の太田昭宏代表は1日夜、福田康夫首相の退陣表明を受け、党本部で記者団に対して、大要次のような見解を述べた。
 一、突然の辞任表明で驚いている。会見を聞いて、総理として熟慮を重ねた結果のご判断だと思う。
 一、会見でも言われていたように政治空白はつくらない。新しい体制をつくって、緊急経済対策をはじめとした課題に対処したいと言われていたので、首相の決断を重く受け止め、対処したい。