低賃金の単純労働者が増大している。製造業の単純作業、サービス業、事務作業、介護など対人サービス、さらには非常勤講師などの高学歴ワーキングプアだ。
現行の社会保障・福祉制度は、?大人がフルタイムで働けば、家族が(自分がではない)人並みの生活をするのに十分な収入が得られる(ワーキングプアは存在しない)?将来の仕事や家族のあり方が「予測」できる(ライフスタイルの予測可能性)(「サラリーマン・主婦型」と「自営業型」の2つが家族生活のライフコース)――という前提があった。
しかし、?が雇用の面で崩れてワーキングプア(フルタイムで働いても低収入)が出現し(仕立屋さんなど従来の仕事が減ったという時代の変化、タクシーなど規制緩和、正規雇用減)、?ではとくに90年後半、雇用形態と家族形態が多様化して、リスク化し、自分の将来の仕事や家族の状況が予測できず、標準的ライフコースをたどれない人が増大している。これでは今の社会保障・福祉制度では対応できない。
山田さんは、給付金システム(ミニマム・インカム)、年金マイレージ制、親保険、一人暮らし若者給付・再チャレンジ政策などを提言している。いずれも、標準的なライフコースと最低限の生活保障の間を埋めるということ、底の抜けたセーフティネットの再構築だ。
山田さんは、給付金システム(ミニマム・インカム)、年金マイレージ制、親保険、一人暮らし若者給付・再チャレンジ政策などを提言している。いずれも、標準的なライフコースと最低限の生活保障の間を埋めるということ、底の抜けたセーフティネットの再構築だ。















