8月21日、集中豪雨により甚大な被害を受けた広島市の土砂災害現場に行きました。今は何より救命・救助が大事。国交省では全国からリエゾン(災害対策現地情報連絡員)やTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣して全力を挙げて取り組んでいます。
まずヘリコプターで上空から被害の全体像を確認。山の斜面があちこちで崩れて沢を土石流が流れ下り、住宅地を襲っていました。
そしてその後、安佐南区八木地区と安佐北区可部東地区の現場に入りました。依然として坂道を水が流れ、山からの石や土が積もった中で懸命の救助活動や土砂の除去が続けられています。
想像を絶する異常な雨が各地を襲う現状にしっかり手を打たなければなりません。そして被害を受けた方々が1日でも早く安心して生活できるよう、さまざまな対策が必要です。今後の対応について地方整備局や湯崎英彦知事と打ち合わせをしました。
救命・救助、そして被災地の復旧のために全力で取り組みます。