29日、モロッコのラバハ設備・運輸・ロジスティクス大臣と会談しました。モロッコはアフリカとヨーロッパとの結節点に位置し、地勢的にも歴史的にも重要な国です。
モロッコでは、高速道路の延伸、大規模港湾の新設などインフラプロジェクトが目白押しです。会談では、アトラス山脈を横断するトンネルの建設など、高度な土木技術が必要なものも多く、技術やノウハウの提供、人材育成など日本の支援や協力に強い期待が示されました。
また、会談には、モロッコ企業連合・交通連盟会長など、民間関係者も参加。モロッコがアフリカ・ヨーロッパ進出のハブ(拠点)として最適であることを強くピーアールし、日本企業の進出や連携を強く求めました。
今後の2国間の連携・協力強化について、忌憚のない意見交換となり、重要な第一歩を踏み出すことができたと思います。