その気でやる男 太田あきひろ

私の読書録

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100831-book.JPG  最愛の妻を亡くして家族のために48歳で起業、活躍しているリッキービジネスソリューションの渋谷さん。前向き、決断、人を大切に、行動力、信念、志、一人でも多くの人に喜んでもらう意欲、感謝、人脈、誠実、信用、人のご縁のありがたさ・・・・・・。とにかく素晴らしい。アフラックの大竹最高顧問に紹介していただいた。

 

 

 

 

 

 

 

100827-book1.JPG 100827-book2.JPG 昭和20年の夏。場所は、千島列島最北端の占守島(シュムシュ島)、そして東京、岩手、長野。「百人の戦死者には百人の人生があり、千人の戦死者には千人の異なった勇気があった」――。
 しかし、浅田さんは、戦争を軍人の側から書いていない。当然、軍人が出てくるが、それも夫婦、親子、友の心の通い合いのなかで描いている。読めば読むほど「生きてくれ、生きてくれ、生きて家族のもとに早く帰ってくれ」と加速度がついてしまった。

100820-book.JPG 「小学校からの英語教育は本当に役立つのか」「中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか」「お金と仕事をどう教えるのか」「挫折や失敗をした子どもにどう接するか」の4テーマについて、14人の日本のトップが語っている。主張は率直、きわめて明快だ。
 「エリート大学生は挫折も失敗も知らず、正解主義の王道を歩んできたぶん、失敗に弱い」「失敗を身体で知り、どんな場面でも柔軟に対応できる本物の力が身につく」「うつ病には正解主義の負荷を外してやること」「ほめるより有難う」「正解主義の基礎学力では対応できない時代(情報処理力)。これからは情報編集力、頭の回転の速さ」など現場から語られる言葉は重い。この本は大変面白い。

 

 

 

 

100818-book.JPG  「いまを生き延びるための哲学」と副題にある。ハーバード大学史上空前の履修者数を記録する大人気講義「Justice(正義)」をもとにしたもの。「金持ちに高い税金を課し、貧しい人々に配分するのは公正なことか」「徴兵と傭兵、どちらが正しいか」「自殺・食人」「戦後補償」から「妊娠中絶・幹細胞・同性婚」に至るまで、これをどう考えるか。前提とする考え方を突き詰めると「正義」「自由」「道徳・哲学・倫理」の問題にぶち当たる。道徳的問題を解決することなしに、法の支配を決しえない。「幸福」「自由」「美徳」の視点からベンサムの功利主義、ミル、リバタリアニズム、カント、ロールズ、アリストテレス等を中心に「正義」に迫る。福利の最大化と自由の尊重――ベンサムやミルとリバタリアニズムは論議の中心だが、重いし、講義が熱を帯びることがわかる。

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  大平正芳生誕百年記念の小説。しかし、これは戦後の政治史そのものだ。哲人政治家とも、高潔な志とも、尊敬される大平元首相。宏池会の人に聞くと、本書のとおりだという。

  大平さんは常に国家国民ということを考え、常にあらゆる課題に自分として真摯に考え続けること。宗教も哲学も思索も人間としての全てにわたる誠実がある。

  ある意味では難問に簡単に結論を出さずに、それを抱え続けて格闘する誠実さと胆力と持続力、こんな言葉はないが矛盾力、煩悶力というものが、哲人政治家を形づくっていると思う。