日本医師会の唐澤会長が、今、せっぱつまった気持ちを、きわめて冷静に書いている。医師不足と地域格差。過酷な週77.3時間労働の20代勤務医。新医師臨床研修制度の問題。医療費の抑制と刑事訴追への不安と医師の萎縮。総医療費を10%上げよ。看護師の不足。
唐澤さんは心技体のなかでもとくに心が大切であり、心でものを見て考える医師を育てたいと語る。
この一年、医療問題に取り組んできた私は、全く同感。そして本当に打開しなければならない。

日本医師会の唐澤会長が、今、せっぱつまった気持ちを、きわめて冷静に書いている。医師不足と地域格差。過酷な週77.3時間労働の20代勤務医。新医師臨床研修制度の問題。医療費の抑制と刑事訴追への不安と医師の萎縮。総医療費を10%上げよ。看護師の不足。
唐澤さんは心技体のなかでもとくに心が大切であり、心でものを見て考える医師を育てたいと語る。
この一年、医療問題に取り組んできた私は、全く同感。そして本当に打開しなければならない。
クレーマー化する親たちは、余裕がなく、いっぱいいっぱいで、不満もストレスも不安もたまりにたまっている。そして不幸を嘆き、少しでも幸せそうな人に鬱積したものをぶちまけたいというマグマがたまっている。しかも、コミュニケーションの減少と不全があり、この国の人間関係は希薄化しているうえに、IT、携帯が仮想空間に拍車をかけている。そのうえ、教師(それは議員も役人も医者も)は、サービスするのが当然という店員扱いをされるという社会の大きな変化がある。お医者様でも先生でもなく、保護者様、患者様意識はそうしたことからでき上がっている。
山脇さんの「教室の悪魔」は攻撃的だったが、この本もまた見事に実態を見せてくれ、解決策を示してくれている。
「幸せになること、自分の力で幸せになるのだ」「人生とは勝ち負けなのだろうか。幸せか幸せではないかではないのだろうか」との締めくくりの言葉はズシッと心に響く。
生命保険はかつては死ということの保険だったが、長寿社会の今は、病気等になった時の生きるための保険となっている。そうなっているのは、日本で初めての「がん保険」を起ち上げた大竹さんのアメリカンファミリー生命保険会社が、個人生命保険分野の保有契約件数で日本一となっていることと大いに関連する。
近くに住んでいる大竹さんのチャレンジ精神、勇気、前向きの格闘、失敗こそ貴重な財産、使命感をもって生きよう、目標をもとう、リスクを恐れるな――8章にわたる68の見出しの項目は21世紀のグローバルな競争社会のなかで、自分が自立して、自分に真の意味で忠実に生き切ることの大切さを、示唆している。
まず米大統領選挙。選挙が変わっている。インターネットが選挙を変えている。You Tubeの選挙特設サイトが大きな変動をもたらしている。大衆が積極的に選挙戦に参加するIT政治時代。制御するルールをどうつくるか、難しい時代だ。
ヒラリー・クリントンの集会の代金は50ドル。タウンミーティングはその代金で質問ができる。
そして河内さんはアーミテージやエズラ・ヴォーゲル、ジョセフ・ナイらの生の発言を紹介してくれる。それ以上に面白かったのは、チャーター・スクールの実態や介護の現場の話だ。
米の現場の生の姿を紹介してくれているのは極めて新鮮だ。
産業資本主義の時代から新たなポスト産業資本主義の時代が21世紀だ。前者は「資本=金を追いかけ求めた時代」。後者は「お金が追いかける時代」。金融テクニックで膨れあがった資金が情報通信技術によって一体化した世界中の市場を行き交い、更なる膨張の機会を求めて駆け回っているファンド資本主義の時代が始まった。榊原さんは大切なものは「技術、知識、情報」であり、それを下支えするのが教育だという。
外国為替市場では、1日の取引額は1.5兆ドルで、資本が実体経済とは無関係に膨張する。お金が余っている。それが、技術と知識と人材を求めて追いかける時代。まさに、原油高騰と、サブプライム問題はそうしたものだ。
世界各国がいかに戦略的か。中国もインドも韓国もEUも。ところが日本は動いていない。動けないでいる。ポピュリズム、テレビの影響もその大きな要因だ。
ポピュリズムではダメ。ポピュリズムとナショナリズムの政治ではなく、リアリズム、リベラリズムの政治をもって、国家戦略をもって日本を進めよという。同じ危機感を私はものすごくもっていて、「安心、安全の勢いのある国」をめざしている。