私の読書録

孔子とその学問  林大幹著  立花書房
2020/10/19
     

孔子とその学問.jpg「林大幹先生(国務大臣、環境庁長官)は、このたび――永遠の心を求めて――『孔子とその学問』と題する著作をものにされました。安岡正篤先生の高弟として、お若い時からその薫陶を受けられて、孔子の思想、儒学の大系、東洋的な物の見方、考え方に精通した泰斗であられます」と、平岩外四氏が序文を寄せている。

「人間の本性とは人間に備わっている『徳』を指す。人間はこの『徳』を抱いているがゆえに他の万物との『別』を保てる」「『人間はつねに孤(一人)に非ずして、群(集団)である(荀子)』との認識に立って個人が自分及び社会に対して果たすべき責務と個人と社会との在るべき姿を示した教えが儒教」との骨格をまず明らかにする。そこから他を思いやる心情の「仁」の徳(仁は人プラス二から成る)、正しい秩序を立てる基準が「礼」の徳(調和の徳)、集団生活には変わることのない不変の原則を確立することが不可欠であることから「信」の徳、行動規範としての「義」の徳、温故知新の未来への創造である「智」の徳。――この「五つの徳」を根本として生きていく。そこから「永遠の心を求めて」「永遠の生命・道と徳」と本書の骨格が語られる。

「吾が道、一以て之を貫く。夫子の道は忠恕のみ」「君子は和して同せず。小人は同じて和せず」「為政者の五つの徳――威・愛・清・簡・教」「東洋政治では道徳と政治は不即不離のものとし、一体観で貫かれており、すべての人が所有している徳性を、最も善く鍛錬した人物(道徳的・精神的に人格を陶冶した賢者)が政治の衝に当たるべきとした」「政治も経済も文化・芸術も、その根底にある人間の心・精神によって支えられておることを知らねばならない」「道徳を基本としない政治は王道を捨てた覇道であり、権力政治である」「才能よりも有徳の政治」「君子は言・訥(ひかえ目)にして、行敏ならんことを欲す」「巧言令色・鮮い(すくない)(鮮度の保たれている期間は短い)かな仁」「文・質・彬々(ひんぴん)――外形と内容は一体。質とは人間の内容である徳」「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずとなす。是れ知るなり」「徳は孤ならず、必ず鄰(となり)あり」・・・・・・。平成5年に出版された著作。


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