私の読書録

北条義時  高橋直樹著  潮出版社
2022/01/21
     

houjou.jpg今年のNHK大河ドラマの主人公・北条義時。北条時政の次男で、北条政子の弟。北条家は伊豆の豪族。源頼朝の伊豆での旗揚げ時から忠義を尽くし、源氏三代の「鎌倉殿」に仕え屋台骨を支えた武将。「我、鎌倉にて、天運を待つ」が副題だが、本書では「貫禄がない」「頼朝も政子も実朝もピリピリしているが、人を安心させる雰囲気を持ち、余人の及ばぬ視野の広さがある」「何よりも運がいい」という人物であったことを描く。

「頼朝、起つ」「鎌倉の主」「暁に沈む」「雷光」の4章よりなる。「頼朝の挙兵。治承の旗揚げには、反平家の武士が集まったが、その中核は政子に命令された江間近在の武士。それなしには三浦や土肥などの古い源氏党もひるみ危ぶんだ」「政子の次は梶原景時が担ったが、やりすぎて滅びた」「頼朝の両輪は梶原景時と大江広元だが、大江広元は承久の乱に至るまで義時を支えた柱」「比企能員と二代頼家を謀殺」「北条家の養君・実朝を奉じ鎌倉の権力を手にした北条時政」「時政と牧ノ方に対峙する政子と義時。義時は時政を出家させる。江間義時から北条義時に」「和田義盛の御所への謀反」「公暁による実朝殺害、義時は幸運にも免れる」「承久の乱。後鳥羽上皇による弱体化すると見た鎌倉への揺さぶり。北条義時を標的にした追討の宣旨」「関東8カ国を箱根・足柄で防いで官軍を待ち構えるとの関東諸将の信仰を打ち砕いた大江広元の京都を急襲する知恵。それを受けて進む金剛(北条泰時)の鎌倉軍」――。北条義時は後鳥羽上皇に鎌倉にいながらにして勝ってしまったのだ。「和田合戦に勝ったのは実朝のおかげ、承久の乱に勝ったのは大江広元のおかげ――だったかもしれないが、最後の勝利は北条義時の手に帰した」と描く。

「鎌倉殿の13人」――頼朝死後に頼家がニ代将軍となるが、独裁を防ぐために「13人の合議制」としたという。北条時政と義時、比企能員、三浦義澄、和田義盛、梶原景時、大江広元らだが、その確執は相手を謀殺するほど激しい。


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