2月27日、長野県飯田市で行われた「政経懇談会」に出席・講演をしました。これには、南信方面の首長をはじめ、公明党の川上のぶひこ・長野県議選予定候補(飯田市・下伊那郡)のほか、各地から有力者の方々が出席しました。
挨拶のなかで私は「人口減少・少子高齢社会を迎えるなか日本は、2050年を見据えて、コンパクト+ネットワークの新しい街づくりをいかに構築していくかが問われている」「飯田市を中心とする南信地域は、三遠南信道路、そしてリニア中央新幹線・長野県駅を中心軸に、地域が一体となって知恵を絞って、また観光などの資源をブラシュアップして、新しい街づくりのモデルになっていくことが期待されている」などと述べました。
政経懇談会の後、飯田市周辺で渋滞のボトルネックになっている道路などを視察、牧野光朗・飯田市長も加わりました。学生時代からこの地域には縁と思い出があり、国交大臣時代にも視察に訪れました。日本の新しい中心軸として新たな拠点となることが期待されています。
19日、東京・丸の内に開設された「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」を視察しました。
これは凸版印刷が、日本における文化・歴史・伝統や芸術などのコンテンツを最新技術で映像化し、VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)や高精細プロジェクションマッピング(8K)で体感できる施設。さらに、「旅道(TABIDO)」により観光客が旅先で、スマホやタブレットで簡単にVRの映像を楽しめるようになっており、世界に向けて日本の魅力を発信、観光立国の実現に貢献するというものです。巨大な8Kスクリーンは超高精細で美しく、大変な迫力でした。
私は国交大臣時代に観光立国を推進。大臣になる前まで800万人台だった訪日外国人観光客が、昨年は3119万人までになりましたが、日本各地の魅力をスマホやタブレットなどで簡単に体験できる時代に突入していること、さらなる高みをめざすため総合戦略の大切さを実感しました。