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11月28、29日の土日――。多くの地域行事に出席しましたが、足立区立興本扇学園10周年記念式典(小中一貫校となって10年)、少年野球の東京北シニア杯小学6年歓送野球大会、東十条リトルキッズ・フェスティバルなど、少年・少女のキラキラ輝く行事に参加しました。

小中学校の周年行事もこのところ多く、「北区立豊川小学校140周年記念式典(明治8年創立)」「八幡小学校創立60周年記念式典」「王子桜中学校創立10周年記念祝賀会」「鹿浜第一小学校50周年祝賀会」「舎人第一小学校30周年記念式典」などにも駆けつけました。

記念誌が必ず作られますが、私がいつも楽しみにしているのは、生徒1人1人が「将来の夢」「20年後の自分」などを語るコーナー。「大リーグの野球選手になりたい」「サッカーの日本代表になる」「ケーキ屋さんになりたい」「花屋さんになる」「看護師さんになる」「世界を飛び回るビジネスマンになる」、なかには「普通の大人になる」「子供2人ぐらい持って幸せに暮らしたい」など......。時代がストレートに映し出されています。

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わあが心のジェニファー.jpgニューヨーク育ち、父母の離婚で米海軍大将の祖父に厳しく育てられた青年・ローレンス・クラーク。恋人のジェニファー・テーラーに告白しようとしたところ、日本びいきの彼女は「プロポーズの前に、日本を見てきてほしい。ひとりでゆっくりと」という。

成田に降り立った瞬間から、見るのと聞くとは大違い。「日本はハワイの先にあるのではなく、固有の文明を持つ遥かな異国だった」と、カルチャーショックを受けるとともに、父母と離れて育った人生をも振り返り思考する時間をもつ。現在急増しているインバウンドの日本再発見小説ともなっている。東京、京都、大阪、別府、そして銀座から丹頂鶴の舞う釧路へ・・・・・・。

アメリカ人のいう「ネバー・ルック・バック ゴー・アヘッド(けっして振り返るな、前へ進め)」。しかし祖父はいう。「ブリッジに立っていても、船がまっすぐ進んでいるかどうかはわからない。常に航跡を振り返れ」と。そして、彼がなぜ日本に共感するのか。心奥に日本の社会と文化の共鳴盤をもつ出生の秘密にたどりつく。そして絶滅寸前であった丹頂鶴を100年間にわたって育て続けてきた善行の背後に「自然は目に見える神だということ。施すのではなく、仕えるのだということ。過不足のない平等、それこそが真実の愛」という依正不二の生命観の世界があることを静かに示す。


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11月23、24日、宮城県南三陸町、気仙沼市の復興の取り組み等を視察しました。

4地区の内3地区が甚大な被害を受けた南三陸町。案内をしてくれたのは町でつくっている「語り部」の人。震災当時の生々しい状況を聞き各所の視察を行いました。「語り部」は観光協会と地元ホテルが協力し、お年寄りから高校生まで「語り部」として活躍しています。道路等の基幹インフラは整備されており、街づくりの土地の嵩上げ、高台移転のヤマ場という状況です。

高台を造る盛り土や防潮堤の設置工事が各所で行われている気仙沼市では、気仙沼漁業共同組合の代表と懇談。多くのカジキやサケが水揚げされている魚市場を早朝に視察しました。震災前の活況を取り戻していますが、人手不足が深刻です。また、菅原茂気仙沼市長と懇談し、さまざま要請を受けた後、気仙沼海岸の防潮堤の設置工事現場やBRT等の視察を行いました。

更なる復興ために頑張ります。

高野会館2.jpg 防潮堤2.jpg


終わった人.jpg定年後の人生は長い。「悠々自適」「好きなことに時間をかける。趣味に、旅行に」「ゆっくり夫婦で」などというのは恐らく3カ月だけ。多くの人は「やり切った。会社人生に思い残すことはない」などという感覚をおそらくもたない。内館さんは「成仏してない」という。もう一回挑戦したいと思っても、社会は「終わった人」と見る。着地点に至るまでの人生が恵まれていても「かえって"横一列"を受け入れられない不幸もある」のだ。

「年齢や能力の衰えを泰然と受け入れることこそ人間の品格」「重要なのは品格のある衰退(坂本義和)」というが、人生も街づくり(コンパクトシティ)も「上手に縮む」のは簡単ではない。「思い出と戦っても勝てねンだよ」とはプロレスラーの武藤敬司さんの名言で、本書でも何度も出てくる。たしかに定年後、美化された思い出ばかりと格闘しがちになろう。

「介護」「認知症」「下流老人」・・・・・・。これも深刻だが、元気な高齢者の居場所、孤独、暴走老人も大きな問題だ。全ての人に定年が来る。秋が来る。そして今やなかなか死が来ない。そして生老病死の人生の着地点は大差がないものだ。内館さんのこの小説で、様々なことを360度にわたって考えさせられた。


昭和史の10大事件.jpg異色の対談だが、いい語らいが続く。驚愕の事件そのものを取り上げているというより、その事件を生み出した社会的背景を述べている。生の言葉で語られるがゆえに、説得力をもつ。

10大事件は「昭和金融恐慌」「2.26事件」「大政翼賛会と三国同盟」「東京裁判と戦後改革」「憲法第9条」「日本初のヌードショー」「金閣寺焼失とヘルシンキ・オリンピック挑戦」「第五福竜丸事件と『ゴジラ』」「高度経済成長と事件――公害問題・安保騒動・新幹線開業」「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤事件)」だ。昭和の時代は戦争が傷となり、トラウマとなり、その記憶は癒えず、体験を引きずっている。20年代終わりからは私も明確に覚えている。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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