最近読まれているという。昨年までの数年間、こういう題名の本は「公共事業悪玉論」の大合唱にかき消され、全く見向きもされなかった。「ムダな公共事業は
削る。必要な公共事業はやる」「不況期であれば必要な公共事業を前倒ししてでもやる」「国土のグランドデザインを21世紀型に描き、空港・港湾・道路の
ネットワーク、更に新しい時代の街づくりに努める」――そうしたことは当たり前の責務でもある。治山・治水・利水・耐震もだ。藤井さんは、公共事業に関わ
る誤った風潮を論破している。
藤井さんは京大土木の教授だが、技術屋にとどまらず意欲的だ。
平和、外交、安全保障、地球環境問題等を包括的にとらえる良書。国際社会の複雑な情勢を考える場合、それぞれの問題にはそれぞれの長きにわたる歴史的経緯 がある。今の瞬間のみの判断では過ちをおかす。東大駒場のキャンパスの「国際関係論」の講義に基づいて執筆されているが、教科書以上の外交の現場を踏まえ たバランスの良い整理された深さが醸し出されている。
この社会の礎となる人間が崩れ、社会の底が抜けている。生活が崩れている。
空気は読まない。そう鎌田さんはいう。空気に流されない、空気に負けない、空気をかきまわせ、空気をつくり出せ、そして空気に染まってみることも。空気を変え、あったか空気で巻き込み、押し込め。
人のやさしさ――せっぱつまって困っている人を手助けする人へのやさしさが繰り返し、繰り返し述べられている。心を育て、心を鍛え、心を豊かにする心あたたかい人間が紹介され描き出されている。素晴らしい。
太田あきひろです。
この週末、小春日和のなかで多くのスポーツ行事が行われました。私も合気道や少林寺拳法、少年野球大会等に出席しました。アジア大会も行われていますが、トップアスリートを生む力はなんといっても競技の裾野の広がりです。元気や友情、健康など、はかり知れないほど、スポーツの力は大きいものです。
政治は呆れかえるほど民主党の閣僚や幹部の失言が続いていますが、政治も経済も"健康日本"を取り戻さなくてはなりません。
私はスポーツ基本法の制定やスポーツ庁の設置を主張しています。頑張ります。