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大都会郊外のマンションで起きた監禁事件。監禁、傷害、殺害、死体損壊・遺棄事件。猟奇的というのではない、まさにケモノの域だ。どうして逃げない、逃げられないのか。息苦しい。


「社会への逆恨み。でもそれも、愛がゼロだったら起こらない。愛というものがある、それが分かっていながら、自分だけが得られない。そういう思い込みから、彼らは社会を恨むんです」・・・・・・。問題は、無重力の闇に放り出されたような時だ。「その手の犯罪者は、最終的には良心がないとか、反社会的人格だとか、そんなふうに判断されるようですが、反社会というより、人間社会というものを、そもそも認知していない。・・・・・・他の人間を同族とも思っていません。単なる獲物としか見ていない。だから愛しもしないし、哀れむこともない。中身はケモノです」・・・・・・。


残酷、人間の弱さや恐怖と暴力――監禁事件は、今も起きている。


済美子ども祭り0727.jpgのサムネイル画像             入谷盆踊り0726.jpgのサムネイル画像

一気に猛暑となった25、26、27日の週末、地域ではいっせいに夏の行事が始まりました。町会・自治会の夏祭り、盆踊り、商店街の納涼祭、子ども相撲大会、子どもまつり・・・・・・。人の交流、結びつきがものすごく大切で、町会をはじめとして大変な努力をして下さっています。関係の方々には本当に感謝です。


各会場では多くの方々と懇談ができ、たくさんの声を聞かせていただきました。


いよいよ本格的な夏が始まりました。熱中症や夏風邪にもみなさん十分気をつけてください。

浮間商店街連合0726.jpg  道灌まつり0726.JPG




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「本書は、戦後日本を支配してきた開国物語を破壊しようという企てである」「本章では、福沢の実学というプラグマティズムもまた、水戸学と同様に、国際問題に応用されることでナショナリズムとして現われたことを示したい。そのためには、福沢諭吉の文明論が尊王攘夷論と対立するものであるという通説を破壊することから始めたい」「伊藤仁斎、荻生徂徠、会沢正志斎そして福沢諭吉。この四人の思想家を直列させたとき、我々は戦後日本を支配してきた開国物語の呪縛から解放され、実学という日本の伝統的なプラグマティズムを回復し、そして日本のナショナリズムを健全な姿で取り戻すことができるのである」――。日本思想の系譜を掘り起こしつつ、剛速球を投げ込んでいる。


明らかに問題意識としてあるのは、戦後日本とは何か。当然のことのように語られる"開国"とは何か。西欧が迫り来る幕末において、「対立軸は『攘夷vs.開国』『鎖国vs.開国』ではなく『避戦vs.攘夷』であった。すなわち事なかれ主義で平和の維持を求めるか、あるいは積極的に国家の独立を維持しようとするかであった(攘夷・開国か避戦・開国か)」など、かなり根源的なものだ。そして「尊王攘夷とは」「攘夷論の源流と古学」「会沢正志斎の『新論』で初めて登場する国体とは」「皇統、政統とは」「水戸学のナショナリズムとは」「福沢の攘夷論と"一身独立して一国独立する"(国の独立は即ち文明なり)」・・・・・・。日本思想、保守思想の水流・水脈を観ずることができる。


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7月22日、大分県別府市に行き、温泉を利用した「湯けむり発電」を視察したほか、県、市町村、各種団体から要請を受けました。また、公明党結党50周年の政経セミナーに参加しました。


別府市は日本有数の温泉のまち。源泉の数は2300か所以上で日本全国の約1割を占め、湧き出る湯量も日本最大。市内のいたるところで湯気が立ちのぼっています。外国のクルーズ船も寄港するなど国内外から年間800万人を超える観光客が訪れ、温泉という地域特有の資源を活かしたまちづくりが進められています。


「湯けむり発電」はその温泉から湧き出る熱水と蒸気をそのまま利用してタービンを回し発電する仕組み。新たに温泉を掘る必要はありません。コンパクトな設備で効率よく発電ができ、発電後のお湯はそのまま温泉に使えます。電気を売れば収入になり、農業ハウスで使えば新しい産業が生まれます。「別府には大いなるポテンシャルがある」――現在は実証実験中ですが、実用化すれば全国のモデルになる取組です。


これからの重要テーマは「地方創生」。地域それぞれの個性を磨き上げ、知恵を出し工夫しながら元気な地方を創り上げていく取り組みをしっかり支援していきます。


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島根県の北60キロ、隠岐諸島の中の一つの島であり町である海士(あま)町。人口2331人(2012年8月末)、65歳以上が人口の4割。しかし、この町は注目をされ、先日は官邸でも町長さんから「地域づくり」の報告を受け、私もその場にいた。2004年から11年の8年間でIターン310人、Uターンは173人に及ぶ。挑戦する島だ。


その島に2人の若者が来て、"雇用を生み出す"攻めの姿勢を貫く会社「巡の環」を起ち上げた。阿部裕志代表取締役、信岡良亮取締役だ。山内道雄町長は海士は「よそ者、若者、ばか者」によって地域に新たな力を得たという。そして2人の若者は、「上から目線ではない。彼らの気持ち、目線、人間性が、地域に抵抗なく受け入れられた」と評価する。さらに「海士町は、過疎も、少子高齢化も課題先進地であり、成功事例をつくり、今後の日本にとって何かのきっかけにしたい」と語る。


2人は「この島を愛する。この島が好き。人の努力や想い、同じく実践している人の温かさがわかる」――その喜びが込みあげ、「地域活性」などという言葉には違和感を感ずるようになったという。多くの困難と遭遇しつつも実物に、本物に、生のもの(人)に出会うこと、感動があることが生きる証である。


「僕たちは島で、未来を見ることにした」という表題が、新たな未来を感じさせる。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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