つれづれ0531.JPG5月30日、社会資本整備審議会と交通政策審議会が合同で検討していた「社会資本の維持管理・更新のあり方」について、中間報告を受け取りました。「今年はメンテナンス元年だ」と私は言い続けていますが、その具体的な中身についての重要な提言です。

構造物の老朽化対策、メンテナンスが大きな課題となっているなか、国だけでなく地方公共団体の管理する橋梁やトンネルの維持管理のあり方。また、技術革新や人材育成、調査結果などの情報蓄積などについて、戦略的な考え方をまとめていただきました。

「ただちに現場で役立ち、展開できる生きた提言にしたい。ピカ一のメンテナンスマンにも光を」「構造物だけでなく河川など自然公物のメンテナンスも対象に考えるべきだ」と、提言に携わった福岡捷二・社会資本整備審議会長、家田仁・社会資本メンテナンス小委員会委員長から、意欲的発言が続きました。しっかり取り組む決意です。


一路上.JPG小野寺一路、父が謀略によって不慮の死を遂げたあとを受け、突然、参勤交代を取り仕切る御供頭(おともがしら)の大役を継ぐことを命じられる。主君は知行7500石の旗本、西美濃田名部郡を領分とする蒔坂左京大夫だ。道は中仙道。季節は冬の12月、寒い難所続きだ。

参勤交代という珍しいテーマが扱われ、難所と各宿場での当時の現場の状況が活写されてきわめて新鮮。貫かれているのは、「参勤交代の行列は行軍也」ということだ。物語は「一路とは人生一路、命を懸ける道を歩むこと」「一所懸命」、そして「馬鹿とかうつけ、呆けたふりをしている賢者・名君」の振る舞いや、「今の世の中、うつけでのうては命をなくすゆえ」「人間には隙がなくてはならぬ」「人間の幸福とは、ある程度のいいかげんさによってもたらされるものだ」など、人間学の世界へといざなう。

表紙絵に全てが描かれており、これを見ながら読んだ。


福岡県知事②.JPG先週は国土交通委員会が連日開かれ、法案審議が行われましたが、25日(土)には福岡を訪問。小川知事との会談、各種団体からの要望を受けました。昨年7月には大水害で大きな被害が出ており、道路、河川の改修だけでなく、福岡空港や港湾等の整備・拡充が求められています。さまざま懇談をしました。また公明党福岡県本部の「政経セミナー」に出席し、挨拶をしました。

水防演習 0525.JPG26日(日)は、早朝から「阿武隈川水防演習」(国交省、福島県、阿武隈川流域23市町村主催)が開催され、東北各県の消防団など約3000人が参加。出水期を前にして水防技術の向上や地域あげての防災体制の強化への演習を行いました。また東日本大震災を教訓にした震災対応訓練では国交省東北整備局の道路啓開や住民および小学生による避難訓練なども行いました。

夕刻には、大相撲夏場所の優勝力士・横綱白鵬に内閣総理大臣杯を渡しました(安倍総理がミャンマー訪問中のため)。大相撲①.JPG



日本国憲法改正.JPG「憲法の本質とは何か」――憲法13条にある「すべての国民は、個人として尊重される」。国民として尊重される、のではない。最高に尊い存在である人間個人が尊重される。そのために国家権力を縛る。主権者たる国民大衆が、権力を託した者たち(政治家とその他の公務員)を規制し、権力を正しく行使させ、その濫用を防ごうとするのが憲法である。それが13条の基本的人権の保障であり、それを中核として国民主権、恒久平和主義の憲法三原則が樹立される。

その本質が定置されないと、各条文の修正は迷走する。改憲論議は至極当然。しかし今、「何を論じているのか」という叱声が本書から伝わってくるようだ。


18日、三重県紀北町で「第24回全国みどりの愛護の集い」が皇太子殿下ご臨席のもと行われました。素晴らしい晴天、鮮やかな新緑のなか、心がふくらむようでした。緑化や自然環境保護のために尽くされた方々の表彰、活動報告、そしてカワヅザクラなどの記念植樹をしました。

三重県0520.JPG
その後、全国に先駆けて建設された大紀町の「津波タワー」を谷口友見町長に案内いただき、紀勢自動車道については尾上壽一・紀北町長、西田健・紀宝町長とともに建設現場を視察しました。この地域は、三陸と同様の美しいリアス式海岸。しかし、南海トラフの地震では10mを越える津波が想定されており、町をあげての取り組みが開始されています。高速道路も経済・社会の側面だけでなく、海岸沿いも高い所を走るようにして、津波の時に駆け上がれるように階段や避難広場を設置するなど、防災上の工夫をしています。海岸沿いの町といっても、それぞれ異なった地形となっています。それに対応した町づくりを、その現場を見るなかで、懇談をし、要望を受けました。



プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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