太田あきひろです。

昨日(9/26日)日本記者クラブで講演し、スポーツ庁の創設を提唱しました。今朝の読売新聞などでも報道されています。これから強い意志を持って取り組んでいきます。私は地域を回る中で、柔道・剣道・空手などをはじめとする武道やサッカー・野球などの競技に本当に多くの区民が子供を育てようとして頑張っている姿を見てきました。オリンピックでメダル獲得を熱狂的に願う日本ですが、実は強さの根源は裾野の広がり、競技人口の広がりにあります。裾野の広がりが、山の頂点の高さにつながります。

女子レスリングのメダル獲得が話題を呼んでいますが、福田富昭北京オリンピック選手団団長と先日話したところ、1970年代、80年代の女子プロレスリングでビューティペア、ライオネス飛鳥、長与千種、ジャガー横田など女子プロレスの人気が裾野を広げて今の強さにつながっていることを語っていました。トップアスリート養成のナショナルトレーニングセンターが大きな力になっていることもありますが・・・。スポーツは体と心を鍛える最も重要なものであり青年力の源です。スポーツ庁設置を大きく実現したいと決意しています。

今日は運動会たけなわ。朝8時半から地元小学校の運動会を7ヶ所まわり、ビデオ、カメラの放列の中での子供の元気な歓声は周りを元気にさせてくれます。これから兵庫県での遊説に向かい、冬柴衆議院議員、赤羽衆議院議員の街頭遊説を行います。夜は再び地元まわりです。
「生活を守るのは公明党」「家計を元気に、国に勢いを!」と訴えています。


iPS細胞ができた!.jpg
「人の皮膚細胞から、様々な細胞になれるiPS細胞ができた!」というニュースが昨年11月世界を駆け巡った。倫理的にも問題なく拒否反応も無い。再生医療に画期的な変化が予想され、心筋梗塞、糖尿病、筋ジストロフィー、大ヤケド・・・。病を持つ人にとっては夢のような細胞だと言われている。iPS細胞ができた時の様子を語るページは喜びで文字が踊っているようだ。


発表するまでの険しい道のりと、今後の可能性と課題にも言及するが、「私の研究は人の役に立っていないんじゃないかという思いが常にあり、医療の現場に役立てる研究であることが嬉しい!」と何度も繰り返す山中教授。
エアポートの売店にサイエンス雑誌があるというアメリカに比べ科学への関心が低いと言われる日本。国際間の熾烈な競争のなかで、文科省も力を入れているが、米の研究体制を「政治家の方に見てほしい」と山中教授は言っている。


最強ウイルス.jpg「起きるかどうかではない。いつ起こるかだ」――感染症対策の専門家はそういう。「鳥インフルエンザウイルスH5N1」。すでにヒトの世界に入り込み始めて、2003年以降、世界14カ国で380人が感染し、240人が死亡。致死率はなんと60%だ。2006年4月24日、インドネシアのスマトラ島北部のクブシンブラン村で女性の死から恐るべき事件が起きる。走り回るWTOや医師、対策班。まさに時間との戦い、どう封じ込めるかの緊迫した闘いだ。もうそうしたことが始まっている。

(1)抗ウイルス薬(タミフル)の大量投与
(2)国民のワクチン接種(パンデミックワクチン、プレパンデミックワクチン)
(3)学校の閉鎖
(4)感染者の社会的な隔離や強制的な旅行制限――など、大事なのはまず(2)。

医療機関から金融機関に至るまでの緊急対応。そして大量であるがゆえの治療、命の優先順位。プレパンデミックワクチンの備蓄。米国で行われている大規模な実践的演習。
日本の戦略を早く進めなければならない。


ドイツの地方都市はなぜ元気なのか.jpg地方が疲弊しているから、どう活性化するのか、という知恵を得る本ではない。高松さんはドイツのバイエルン州、フランケン地方の10万人都市、エアランゲンに住むジャーナリストだ。都市に統一感がある。10万人都市は田舎ではなく賑わいがある。景観はきわめて高い優先順位をもつ。文化の充実は目を見張る。静寂はきわめて重視される価値観である。環境立国・ドイツというが、それは結局、生活の質や歴史・文化を重視するという志向性が全てにあるからだ。

自然発生というより、都市は人工空間。中央には広場がある。人はその都市の生存・生活空間のなかでどう質の高い生活を築いていくか。
「何でも揃う小さな大都市」ということ自体、これらのことと密接な関係性がある。人材も揃っている。職住近接でもある。公共財は利便性・経済効果という切り口ではなく、自らの住む生活圏の生活の質ということから考えるということだ。
森も静寂と憩いをもたらすものだからこそ重視される。

グローバリゼーションと喧騒のなか、日本人の生活の拠点をどう獲得するのか。考えること大である。それにしても日本社会に大きな影響をもつメディアやテレビはドイツではどうなっているのだろうか。


太田あきひろです。

政局の激動・緊迫のなか、とにかく懸命に動いています。
祭りや納涼の夕べ、防災など地元を歩くなかで6日、北区・西が丘にあるナショナル・トレーニングセンターを訪問しました。
北京オリンピックで活躍したトップ・アスリートの拠点で、私も国立科学センター、そしてこの世界に負けないナショナル・トレーニングセンター建設を推進しました。北京での日本選手の活躍の裏には、このナショナル・トレーニングセンターでの限界に挑戦し、技術の粋をこらした戦いがあります。

オリンピックが終わって、どういう様子か。少しでも激励をと思っての訪問でしたが、卓球では少年少女が、体操では、次を担う中学生などの若手が、カナダの代表選手との練習試合を行なっていました。ピーンと張り詰めたその緊張感たるや大変なものでした。

もう次が始まっています。その為に、使い勝手のよいものに施設を充実させなくてはなりません。食堂の食事も、減量の人にも、筋力をつける人にも選択できる気を配ったものとなっており、大変喜ばれていました。

それ以上に私が感心したのは、今回のオリンピック選手319人の全員の写真があちこちに飾ってあり、次のオリンピック選手に入ろうとする若い人の意欲があふれていたことが一つ。もう一つは会う選手がいずれも挨拶をしっかりしてくれたという生命のすがすがしさです。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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