日本の敗色が濃くなっていった1943年夏――北の最果て、アリューシャン列島西部にある鳴神島=キスカ島で、孤立状態にあった日本兵5200名が奇跡的に無血で救出された。しかもその直前、隣の島・熱田島=アッツ島では日本軍は全滅、玉砕していた。
人の命は一度失ったら取り返せない。命の尊さ、戦時下における指導者のゆるぎなき人道の魂の重要さ。その無血の大救出劇は、「一億玉砕、一億総特攻、人命を軽んじ野蛮で好戦的で、狂信的な危険きわまりない日本人」という米国の見方を大きく変えることにもなった。海軍少将・木村昌福、陸軍中将・樋口季一郎、気象専門士官・橋本恭一少尉、同盟通信社の菊池雄介、そして日本人観を覆した米軍諜報部員・ロナルド・リーン(ドナルド・キーン)・・・・・・。「この小説は史実に基づく 登場人物は全員実在する(一部仮名を含む)」と書かれている。重い感動作。
28日(土)、豊島区の大塚駅前で、大塚商人(あきんど)まつりが盛大に行われました。
大塚商人まつりは、2008年にJR大塚駅の南北自由通路開通を機にスタートし、大塚商人まつり実行委員会を中心に南北の商店街の方々が地域を元気にと開催。その後、東日本大震災復興支援イベントとして、今年で9回目を迎えました。
豊島区内の商店や被災地東北五県をはじめとして、区の交流都市による飲食、物販、観光展、子どもゲームコーナーなど、出展は100店舗となり、子どもたちにも楽しんでもらおうと、豊島区のマスコットキャラクターも参加、大変に賑わいました。
またこの日、地元3商店街と大正大学主催の「新庄まつりin巣鴨」や区民ひろば駒込で「みんなのひろばまつり」も盛大に行われ、参加しました。
各会場では、多くの方と懇談ができました。
「自分の『強み』を見つけるには」が副題。ハイエクは「誰がいちばん優れているか、誰がいちばん私たちの要求に応えてくれるか、あらかじめわからない場合、それを見つけ出すための装置としての役割が競争にはある」ととらえた。激しい競争に身を置けば自分の強みを発見できる可能性が高まる。これからの日本を考えると、日本経済の構造問題として、生産性、高齢化、労働市場等の問題に突き当たる。大竹さんは、「難問から目をそむけるな。存在しない単純な解決策を求めてはならない」と言い、「経済制度や政策を工夫すれば、日本経済の効率性は上がり、生産性は上昇する効果はあるはずだ。・・・・・・低成長や高齢化を前提に、日本の経済社会制度をつくり直すという難問にすぐ向き合わないと、難問の解決には間に合わない」と警鐘をならす。
取り上げた実例は広範で身近な問題で、経済の視点でリアルに把えて面白い。「チケット転売問題について音楽関係者側と業者側の言い分を行動経済学で考える」「他店対抗広告の狙い」「くまモンの普及戦略と二部料金制」「落語の"千両みかん"から考える価格と価値」「納税は国民の義務か、課税が国の権利か」「感情とリスク、感情と謝罪」「プロゴルファーの損失回避」「行動経済学による現実的研究」「平等主義で反競争的な教育が、逆に、教育における競争を激化させた皮肉」「三多摩地域のコレラ騒動と外部性(外部性の内部化)」「お金持ちは所得再分配が嫌いか」・・・・・・。
身近な問題から大きな問題まで、経済学的思考と行動経済学で、先入観から解き放ち、怜悧に整理してくれる。
25日、党東京都本部の議員総会を開催。今回の衆院選を現場で支えてくださった議員の皆さまに御礼申し上げ、今後もいっそう頑張るとの決意を述べ、次へのスタートを切りました。
23日には、自公連立政権としての党首会談を行い、力強い日本経済の再生や、全世代型の社会保障を構築することなどを柱とする5項目の連立政権合意を結びました。
全世代型の社会保障構築については、「保育・幼児教育の無償化をはじめとする教育費の負担軽減」と明記し、この中には公明党が訴えていた「私立高校授業料の実質無償化」を検討することも含まれます。
選挙を通して皆さまにお約束した、子育て支援のさらなる充実や本格的な高齢社会に向けての年金・医療・介護の態勢強化など、一つ一つの課題を着実に前進させ、幸せを実感できる日本を築き、次の世代の未来を拓いてまいります。