大変化 経済学が教える2020年の日本と世界.jpg「決められない政治」「短命内閣」が続いてきたが、安倍内閣の3年は、茨の道が続いてはいるが、「未来を構築する政治」「前に進む政治」が始まったと思う。今、世界は、社会は大きく変化している。「経済学が教える2020年の日本と世界」と副題にあるが、「『どうなる』ではなく『どうする』かだ」「2020年東京五輪は、日本にとって最大かつ最後のチャンス」という。同感だ。

時代の「大きな流れ」が提示されるが、結論は「課題も多いが日本の未来は明るい」ということ。いや「明るくしよう」ということだ。「改革のモメンタムが到来する」「アジアの中間所得層はあと数年で3.5倍に膨張する」「グローバリゼーションは選択ではなく、事実としてある」「"仲間"と"英語"で生き残れ」「2027年、リニア新幹線で世界最大のメガリージョンが生まれる」「"正社員"より"自由な働き方"をめざす時代」「終身雇用・年功序列の強要は時代不適合」「同一労働、同一条件の実現に向けて」「雇用で重要なのは多様性と柔軟性」「2020年の日本の姿」「日本の農業の未来はオランダ式、土地の広さではない」「突破口となる国家戦略特区」「空港のコンセッションで地域活性化」「"日本版DMO"を外国人観光客誘致のテコに」「社会保障の主役を若者に」「やるべきことをやれば財政問題は解決できる」「世界経済、変化する者だけが生き残る」・・・・・・。

「どうするか」を考える「未来予想図」が提示される。


天草①.jpg12月23、24日、熊本県に行き、熊本市、宇城市、天草市などを視察・訪問。蒲島郁夫・熊本県知事や中村博生・八代市長、中村五木・天草市長らと意見交換会などを行いました。

まず、2015年7月に世界文化遺産になった三角西港では、守田憲史・宇城市長から世界文化遺産への取り組み、観光充実に向けての今後の課題などをうかがい、観光ボランティアの方々とも懇談しました。

次に天草では、地元住民の代表者の方々との懇談会に出席。天草市役所で中村五木・天草市長、堀江隆臣・上天草市長、田嶋章二・苓北町長、行政関係者と要請・懇談をしました。

天草地域では、一日に3万台の通行量がある天草瀬戸大橋は国道324号と266号の合流地点で渋滞が起きており、観光シーズンには、さらに周辺の交通渋滞がひどく、天草②.jpg「生活の足にも影響がでている」「緊急車両の到着が遅れる」・・・などの現状・要望をうかがいました。また「熊本市内からのアクセス改善のためにも、現在進めている熊本天草幹線道路の早期完成・整備を支援してほしい」と強い要請を受けました。

24日には、蒲島郁夫・熊本県知事と懇談。「台湾・香港・タイなどへの外国人旅行客の誘致活動を進めている」「八代港に到着する大型クルーズ船が増えてきているので、港の整備を進めてほしい」「天草の交通網の整備を進めてほしい」などの要望をいただきました。

また、中村博生・八代市長、元松茂樹・宇土市長、上田泰弘・美里町長、宇城市、氷川町の行政関係者の方々と要請・懇談も行いました。

公明党の議員懇談会にも江田康幸衆院議員、あきの公造参院議員らと出席し、さまざまな意見交換を行いました。


京大式おもろい勉強法.jpg京大総長になっているのが、世界的なゴリラの研究者ということ自体が面白い。これは"勉強法"ではなく、人間学、人間論だ。サル、ゴリラ、人間――。ゴリラを通して人類の由来や人間とはどんな動物であるかが浮き彫りにされる。それに、アフリカの人たちとの付き合い、フィールドワークが付加され、対話や対人関係の術がいかに大事かを学ぶことができる。

「"時間を切断してしまう"文明の利器」「"共にいる"関係を実らせてこそ幸福感」「ニホンザルとゴリラの目の合わせ方」「食事や会話は、対面を持続させる」「ゴシップが道徳をつくった(生の会話、うわさ話、雑談が大事で、文字情報だけで世界を判断しない)」「言葉より"構え"を磨け」「"分かち合って"食べる、飲む」「同調するなら、酒を飲め」「酒は"ケ"から"ハレ"へのスイッチ」「恋と動物」・・・・・・。

きわめてすぐれた人間学、人間論が自身の蓄積のなかで語られる。


福島第一③.jpg

22日、東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の構内を視察し、汚染水対策の進捗状況や作業員の労働環境を調査しました。

まず、防護服に着替え測量計を装着。高台から原子炉1~4号機を俯瞰した後、汚染水対策の切り札とされる「凍土遮水壁」の現場を視察しました。

同施設は、原子炉建屋周辺の地中を約1.5キロにわたって凍らせ、汚染地下水の発生量を大幅に減らそうというものです。この後、汚染地下水を汲み上げ、浄化後に海洋放出している「サブドレン計画」の運用状況を視察。さらに、今年10月に完成した全長約800メートルの「海側遮水壁」なども見て回りました。

来年3月11日で丸5年となります。廃炉に向けた各種作業が進められていますが、さらに取り組んでいかねばなりません。現在、現場の作業員は7000人に及んでおり、懸命な作業が続けられています。

福島第一①.jpg   福島第一②.jpg


在宅介護.jpg団塊の世代が75歳以上となる2025年問題。私はそれが80歳以上となる2030年問題がより深刻だと思うが、介護の問題は切羽詰まった段階に来ている。

副題に「『自分で選ぶ』視点から」とあるように、介護の実態をわかりやすく説明している。「施設介護から在宅介護へ」は政府の大方針だが、施設も在宅介護も困難に直面している。「在宅介護の困難さ」「サ高住」「介護離職者10万人」「パラサイトシングル介護者の増加」「認知症高齢者の急増」「地域包括ケアシステム」「施設あっての在宅介護」「看護と介護(医療と介護の表裏一体)」「介護士不足」「介護保険制度の改正がもたらしているもの」「あるべき在宅介護と財源論」・・・・・・。

「介護」については、たしかにキメ細かく体制をとってきた。しかし、高齢者急増の大波に応える体制が財源的にも整えられない。医療も含めて"担い手"の不足がより深刻化している。さらにそもそも高齢者はどう生きていくか、生活していくか、という根源の問題が重くのしかかっていて厳しさを増している。裕福で人にも恵まれている高齢者は少ない。本書は現場の実態と「介護のあり方」の道筋を冷静に示している。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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