29日、統一地方選(都道府県、政令指定都市)が告示されました。今回の統一選は、平成が終わり新たな時代の地方政治を、どの党に、誰に託すのかを決める時代の節目となる選挙です。私は北海道札幌市の第一声に行き、道議会議員候補、中野渡しほ(北区)、あちら寛美(東区)、森しげゆき(白石区)候補の応援演説で挨拶をしました。
このなかで私は「北海道は今後、北海道新幹線の札幌延伸、7空港のコンセッション、観光客の激増、アンビシャス・ロード、冬季オリンピック招致などを見据えていて、2020年代の北海道は、これから大きく動き、流れが変わる」「この北海道の地域のために、丁寧に、きめ細かに、人の心と現場がわかる公明党の議員の存在が不可欠であり、何よりも結果を出す政治、即座に手を打つ政治家が必要だ」「公明党が訴えてきた、全世代型社会保障が国の政策の大きな柱になり、幼児教育・私立高校・高等教育(一部)の3つの無償化が実現する。さらに、ガン対策、認知症対策など、全ての世代に公明党が関わって政策を実現している」などと訴えました。
時より雪が吹雪いた札幌でしたが、多くの支援者に声援を送っていただきました。このほか、企業主催の政談演説会等に出席し挨拶をしました。
投票日まで9日間、激戦を勝ち抜き勝利目指して頑張ります。
すさまじい囲い込み、キャッシュレス覇権戦争の大嵐が吹いている。今再び始まっている「100億円還元、ペイペイ祭り」「消費税増税にともなうポイント還元」などは最も身近なものだが、世界全体は「GAFAがすべてを支配する」「米中巨大資本の覇権争い」「狙われる個人情報」「キャッシュレス先進国に躍り出る中国」「信用スコアの衝撃」「信用格差社会」「丸裸にされる消費者、データ監視社会」「どう自分を守るか」の大攻防戦の渦中にある。クレジットカード、電子マネー、キャッシュレス化を30年追い続けた著者の率直な指摘だ。
「VISAなどクレジットカード、Suicaなどの電子マネーなど、キャッシュレス決済にペイペイの100億円還元祭りなどが加わった。しかし注目を浴びたのは高額商品の売れる家電量販店ばかりだった」「LINEペイ、楽天ペイ、ドコモのd払い、アマゾンペイ、ペイペイ、アリペイなどQRコード決済は百花繚乱で激しい囲い込みに入った」「国で進められるキャッシュレス化。2015年の日本は18.4%、韓国89%、中国60%、アメリカ45%」「国でのポイント還元とカード会社等の反発」「キャッシュレス社会はアメリカのVISAから始まった」「クレジットスコアとサブプライムローン、リーマンショックの密接な関係」「昨年11月、1日で3兆を売り上げたアリババのネット通販」「爆発的に普及した中国のスマホ、それに乗ったQRコード決済アリペイ、ウィーチャットペイ」「アメリカのクレジットスコアを"進化"させたゴマ信用とスコアの高さのインセンティブ、信用スコアと監視社会・中国」「2017年からスタートしたJスコアの6ランク」「信用スコアに参入するソフトバンク・ヤフーのペイペイ、NTTドコモのドコモレンディングプラットフォーム」「"データ経済圏"を確立したGAFA」「度重なるフェイスブックの情報流出問題」「米IT企業の行為を阻止する規制――欧州のGDPRという反撃」「個人情報保護に動くアップル」「監視社会と監視ビジネス」・・・・・・。
「自分の情報は自分で守る時代へ」――便利であると同時に、安心できるキャッシュレス決済をどう実現していくか、ドタバタしないで、考え抜いて。