1784075620337.jpg青春の疾走感がいい。今の若い女性の仲間内の言葉遣いは、こんな感じなのか。「てかアタシも『おつかれさま』だわ」「葵! なんて言ったんだ! 白状しろ!」「だって、クリスマスイブの打ち上げで、第一声が『メリークリスマス』でもおかしくなくない?」・・・・・・。「・・・・・・すごすぎない?」「・・・・・・かっこいい。かっこいい以上に、すごい。メロディーもすごいし編曲もすごい。歌詞もすごいし、とにかく、その、すごい」といった具合。テンポのいい会話がどんどん続く。

啓栄大学附属女子高の室瑞葉がクラスメイトの三浦朝顔に誘われて、結成したバンド「さなぎいぬ」。朝顔はギター・コーラス、瑞葉はベース、加わった広瀬緋由(ドラムス)、柏葵(ボーカル)4人。夢はいつか紅白に出ること。荒唐無稽に思われたとてつもない夢だが、朝顔が初めて作ったオリジナル曲「光」を聞いた瞬間、パンと目の前が弾ける。とても良い、抜群に良い。これならいけるかも・・・・・・

最初は文化祭。緊張する。やがてスタジオ審査。「死ぬほど練習」する。「朝顔は天才。しかも努力もめちゃくちゃするタイプの天才。もう異次元」と思う瑞葉。そして群青モーメントファイナル・・・・・・。グランプリは取れなかったが、圧倒的な演奏をする。

天才的な朝顔。瑞葉は次第にバンド活動で、自らの才能の限界に悩むようになる。「辞めないでよ」「私やり切ったし」「やりきってないじゃん!」・・・・・・。「私は朝顔の友達だけど、それ以上に朝顔のファンだから。私の才能がないせいで、朝顔の可能性を狭めたくない」・・・・・・

公認会計士になり、就職してからも心の古傷がうずく瑞葉。そして「さなぎいぬ」は新しくベースに小柴夢乃を加えた4人で紅白に出る。

「なんだかんだ言って、あの頃がいちばん楽しかったかも」「それはさすがに嘘。絶対今の方が充実してるでしょ」・・・・・・。「『光ってるんだ』今宇宙一光ってるんだよ私たち」「『光った』終わろうがなんだろうが光ってるんだよ。『光った』この光が私たちの意味だよ。『光った』音がまだ鳴ってるよ。『光った』私たちはたしかにに光ってたんだ」・・・・・・

「光った」時もあり、鈍色の時もあるのが人生だろう。だが、青春時代の仲間は続くものだ。 


1783912216218.jpg「人生サボるが勝ち」が副題。立派で成功者の偉人伝が定番だが、成功の陰にあるサボリ、手抜きのいかにも人間味溢れる秘話が語られる。「窮屈な社会や生き方を緩める、23名の歴史人物をめぐる脱力エッセイ」集。ゆるい生き方、破天荒な人物もあり、愉快なエピソードが続く。

「頑張ってる感じが大事なフランクリン(勤勉であることよりも、勤勉に見えることが大切))「他人の才能を使いこなすジョブズ(ウォズが作ってジョブズが売る)」「サボるための発明・エジソン」「一攫千金を夢見て大損したニュートン(錬金術や投資に手を出した)」「ヒモのお作法・ マルクス(偉業の陰に常にエンゲルス)」――常識を逸脱した芸術家や実業家には、人間力が非常に高いパートナーが常に見え隠れする。

「何もしないことの効用・本田宗一郎(戦後1年、何もしないでブランクを作って考えた。長い人生、立ち止まって休むのも悪くない)」「成功は、メンタルが9割・高橋是清(何歳からでもやり直し。窮地に陥っても、自分にはいつか良い運が転換してくるものだと努力する前向きな人生)」「欠点を利点に変える再建屋・早川種三(人生寄り道、回り道だが、人脈の広さは凄かった)」「経営の神様・松下幸之助(みんながサボっても大丈夫な組織を作る)・・・・・・

「天才か狂人か・辻潤(谷崎、佐藤、北原白秋、萩原朔太郎など散々振り回された友人が守ってくれた。人生の生命線は友人たち))「才能は全てを解決する?石川啄木(繰り返す無断欠勤。結婚式もサボる。『はたらけど、はたらけど』どころか、『頑張りすぎないで、しんどい時は人に頼る、たかる』は異才が故に成立したこと)・・・・・・

24時間働いた末路・坂口安吾(異常な仕事量にはヒロポン・覚せい剤)」――現代を生き抜くために、適度にサボれと指摘している。「13時間労働の怠惰な人・梅崎春生(かなりの量の酒浸り。酒飲みの1日は短い)」「世捨て人たちのハローワーク・吉田兼好と鴨長明(いつの時代も『鴨の水かき』)」「労働の外に出る・ダーウィン(金持ちで親ガチャ大成功)、ケインズ(100年後には週15時間労働で労働から人々が解放されると言ったが・・・・・・)、ハラリ(Aiが仕事を代替する社会へ・・・・・・)」――働くことの意味の問い直しと、人生の時間をいかに楽しむかというサボりの選択。「サボりに意味はない・シオラン(本当に働かなかった男。サボることが、自分をどこに導いてくれるかはわからない)・・・・・・

天才、奇人、変人は別なんだろうが、偉人の脱力秘話は面白い。人生は一本道ではなく複線。回り道も大いに結構。どうなっても皆、前向き、知恵で生き抜いていることは共通しているようだ。 


1783912166807.jpg「小さな植物の『合理的な生き方』」が副題。著者は農学博士、植物学者。学生、若者の悩みに「雑草」の話をしてアドバイスする。

「ガムシャラに頑張ることが雑草魂ではない」「雑草の生き方は、人間が考えるよりも、ずっとずっと合理的で戦略的である。そうでなければ、厳しい環境は生き抜けないということだ。そう、雑草は頑張っていない」――。その奥義は「いかに自分をポジショニングするか」、その戦略は「予測不能な変化をどう生きるか」だと言う。

「雑草は『変えられないもの』を見極める」――「雑草は動けない。置かれた環境は変えられない」、だから「変えられないものは受け入れる。自分自身を変化させて懸命に生きていく」のが雑草の生き方だ。

「雑草は『置かれた場所』で芽を出さない」――。雨の日も、風の日もある。「茎や葉っぱもしなやかに強い風を受け流す」「雑草は踏まれることも利用する。靴の裏や車のタイヤに種子をくっつけ移動させる」「アスファルトの隙間には、雨水も流れ込むし、地表が覆われて水は意外と乾きにくい」・・・・・・

「雑草は、踏まれても立ち上がらない」――。「踏まれても立ち上がらない」ことこそ本当の雑草の魂。植物にとって大切な事は、花を咲かせてタネを残すこと。大切なことを見失わない生き方、他のことはさっさと妥協してしまえ。

「雑草は、頑張らないから生き残る」――。「雑草は弱い植物」だから、「森の外へ逃げ出した(タンポポは森の中にはない)」。自分の能力を発揮して生きているだけ。

「雑草は、うまくいかないときに根っこを伸ばす」――。猛暑でも萎れないのは、根の張り方が違う。下に下に伸びて深く深く伸びていく。上に伸びる必要はない。地面の下の成長が雑草の力。

「雑草は、目立たず花を咲かせたい」――。「生きているだけで、全て価値がある」「必要なのは、喧嘩の強さではない。その環境で生き抜く強さだ」・・・・・・

「雑草は『地上』と『地下』を使い分ける」――。「ミゾソバという雑草は地面の下に咲く花を持っている」「やっぱり一人がよろしい雑草 やっぱり一人はさみしい枯草(種田山頭火)・・・・・・

「雑草の『らしさ』は誰が作るのか」――。「雑草が得意なところで生えているところを見ると、やはり得意なことや好きなことで勝負する方が居心地は良さそうです」・・・・・・

「雑草は『変化』を巧みに利用する」――。「雑草は『予測不能な変化』を喜ぶ。それは雑草が弱い存在だから(変化する環境では、強いものが必ず勝つという原則が崩れる)」「人生はドラマ。逆境があればあるほどドラマチックに展開していく」と結んでいる。

雑草は実は弱い植物。だからこそ、戦略を発達させて生き残ってきた。チャンスが来るまで芽を出さず、厳しい環境でこそ、水や栄養を求めようと根を伸ばす。踏まれて立ち上がるより、無理はせず、花を咲かせるのにエネルギーを使う。努力と根性でガムシャラに頑張るのが「雑草魂」ではないと言う。面白い。


1783392348360.jpg「インテリジェンス・勢力圏・経済安全保障の地政学」が副題。総理秘書官、内閣情報官、国家安全保障局長として、安全保障・危機管理等を担ってきた北村さんの、激変する世界の現実を直視し徹底分析した危機感溢れる書。軸が極めてクリア。

「見えない戦争」と「縁辺部(リムランド)における紛争の時代」が急速に進展、それが現実に噴き出しているのが今の世界。ロシアのウクライナ侵略、イスラエル・ハマスの戦闘、ベネズエラ急襲、イラン戦争、トランプ2.0、米中対立、サイバー攻撃・・・・・・

「見えない戦争」――。「勢力圏」を支配する真の力は見えない領域で急進展している。宇宙、サイバー、海中、情報、経済・・・・・・。ロシアのウクライナ侵略、ベネズエラ急襲、イスラエル・ハマスの戦闘、イラン戦争など、戦争が始まる前にいかに情報戦、電磁戦、サイバー戦が展開されたかが具体的に示される。情報優勢の確保こそ抑止と防衛の要諦とする衝撃の事実だ。「インテリジェンスが戦争を決める」「平時からの浸透工作とサプライチェーン・インテリジェンス」「HUMINTとサイバーの融合による超精密ターゲティング」など、勝敗の分水嶺が開戦前にあることが例示される。そして日本は、「『経済安全保障』を単なる経済政策でなく、防衛力そのものとして再定義する(特にサプライチェーンにおけるチョークポイントの確保)」「能動的サイバー防御の法的・技術的基盤の実装」「日米同盟における指揮統制の高度化」が急務であることを明示する。

なお、これらの事態に対し、ハマスが、「『ローテク』と『地下』(山手線内の面積の6倍のガザ地区に総延長300500キロメートルのトンネル)で対抗した」と言う。ガザ・メトロだが、逆にそれだけインテリジェンス戦争が進んでいることを浮き彫りにしている。

「リムランドにおける紛争の時代」――。インテリジェンスによる「見えない戦争」の優位は、国家自体の生存空間である勢力圏の確保へと進む。「勢力圏思想の復活」「縁辺部(リムランド)重視のスパイクマン的リアリズムへの回帰」「それゆえ日本、台湾海峡、南シナ海、中東は、ユーラシア大陸のハートランド勢力と対峙するリムランドの最前線に位置する」が導かれる。それがトランプのNSS2025であり、それは「西半球の防衛が第一義」「中国やロシアなどユーラシア大陸のハートランドに位置する競合国が米国の絶対的勢力圏である中南米に浸透することを許さない」「グリーンランドの戦略的価値と米国の勢力圏構想」となっていると指摘する。それがトランプ2.0であり、「国益追求のために手段を選ばず、同盟国にも『結果』を求めるシビアなパートナー」であると言う。米国は「従来の理想的な建前を捨て、西半球という『絶対的勢力圏』を基盤としてユーラシア大陸の縁辺部リムランドをコントロールする『排他的勢力圏の確立』へと回帰した」のだ。イエール大学のニコラス・スパイクマンの「リムランド」の考えだ。米国は孤立主義ではなく、「いかなるハートランド勢力(かつてのナチスドイツやソ連、現在の中国・ロシア)にもリムランドを独占的に支配させない」として、ユーラシア大陸の縁辺部分で食い止める生存戦略に立っていると言うのだ。

日本は「戦後長らく続いた経済と安全保障を切り離して考える思考停止から脱却し、両者を統合した国家戦略を持つ『戦略国家』へと脱皮すること。それこそがリアリズムの時代において日本の国を守り抜く唯一の道である」と言っている。そして現在、ユーラシアの逆襲と中国の絶対的勢力圏思想(中華)がぶつかり、そこに安倍総理の「FOIP」「QUAD」があると言う。

そして現代は、リムランドをめぐる地理的勢力圏の攻防とともに、技術・データを巡る非地理的勢力圏の覇権争いが複雑に交錯する時代となっている。厳しい安全保障環境のなか、有事と平時の境界は曖昧となり、安全保障の主体は国家から民間へと拡大している。世界経済は「グローバリゼーションの終焉からデリスキング(企業は未曾有の情報リスクにさらされる)の時代」「地政学では山脈、海洋、平原だけでなく、先端技術、サプライチェーン等が新たな地形」となる。企業には、技術保全、サプライチェーン、人的リスク回避など自己変革が求められる。「グリーン経済安全保障を脱中国依存で進めよう」「日本の外貨規制は甘すぎる」「経済安全保障とM&A」「コンビニなどは既に日本の社会インフラ」「外為法の限界、一本足打法では守れない」「ステークホルダーとしての『国家』」「日本版CF I US」など局面の変わったなかでの課題と諸改革を示す。

「テクノロジーと主権----決定の自律性」――。「モバイル・エコシステムをめぐる国家の攻防」「サイバー戦の潜在的ループホールとしてのスマートフォン」「企業はAIで守るしかないーーアサヒG H  Dが受けたサイバー攻撃」「『先制防御』という意思決定の哲学(リスク回避ではなく能動的リスク経営)」「戦闘機などが筋肉とすれば、神経系と脳になるのはサイバー空間とAI・・・・・・AIを巡り各国は熾烈な競争のなかにある。日本として「AI時代の主権もまた、特定領域での非代替的かつ不可欠な存在感によって裏打ちされるべき」。そして「主権の核心は『決定の自律性』にある。国家の判断基盤を、いかに守り、いかに鍛え直すか。その課題への取り組みが、今後の日本の針路を規定するのである」と言っている。

日本はリムランドの最前線という地政学的位置にあり、非地理的勢力圏において先端技術でもサプライチェーンでも不可欠な重要な地位にある。日本は今どこに位置しているのか、そしてどう生き抜くのか――。本書はそれを明示している。


1783041443182.jpg「日本経済の30年の陥穽」が副題。「2022年以降、日本は名目賃金がプラスに転じているが実質賃金が低下している」――。長いデフレがやっとインフレへと転じた今、実質賃金の低下を問題とする。「実質賃金の低下は1996年から低迷基調」「日本では月当たりで見れば、実質賃金の低迷が続いてきた。一方で、時間あたりで見れば、賃金水準は比較的底堅く推移してきた」「長時間労働の是正と2010年代以降、女性や高齢者の労働参加率が大きく、短時間労働者の増加があった」「日本の実質賃金の低下は、突発的なインフレによって生じた賃金停滞ではなく、長年にわたって賃金を引き上げる力が弱まっていたことが、インフレを契機に可視化された結果」と言う。

「なぜ人手不足なのに、賃金が上がらないのか」――。実は人手不足の業界ほど賃金が上がっていない。特に医療や介護など「制度的に価格が決まる分野」。また運輸など過当競争、多層的な下請け構造で、「価格転嫁が困難」ということもある。
「実質賃金はどう決まるのか」――。労働生産性×労働分配率×交易条件。交易条件は輸出価格÷輸入価格(輸入品価格が上がり続ければ、実質賃金は押し下げられる)。働いて稼いだ所得はどこへ消えていくのかということだ。

「誰がコストを引き受けたのか」――。交易条件は長期にわたって悪化してきたが、企業全体として見ると「経常利益は増加傾向で内部留保も積み上がる。設備投資も伸び悩み、研究開発投資や人材投資も他国と比べて抑制的。さらに価格も動かず(国内製品価格に反映せず)、負担は賃金に向かった。雇用重視で賃金を調整弁として抑制したのだ。

「なぜ価格は調整弁になれなかったのか」――。「値上げすると取引喪失になる」という価格の硬直性だ。価格転嫁の課題は大きく業種別にも違う。経営者の努力不足で片付けられる問題ではなく、「低価格、低賃金が合理的な選択となるというルール」の下で競争してきた。「運送業は、低賃金・長時間労働で回る産業として維持されてきた」わけだ。

「賃金を価格に反映できない構造----労働組合の可能性と限界」――。労働組合がベースアップ要求を断念するという事態が現実に続いた。現在はトランプ関税や戦争など予期せぬ事態があり、キャッチアップ条項の導入等が必要となる。

「賃上げを起点に考える」――。「賃上げが先か、生産性が先か」は世界的に議論があり、多くの国は賃上げより先に生産性を高めることが重要だとするようだが、「日本では企業が投資を抑え、賃金を上げず、非正規雇用を増やすといった対応が繰り返されてきた。賃金は生産性向上の果実を分配する仕組みというよりも、構造的な歪みを吸収するという緩衝材として機能してきた。だからこそ、賃上げを起点として位置づけることが重要である」と指摘する。「価格が過度に硬直した経済において、賃上げこそが既存の競争ルールや分配構造を揺さぶる突破口となり得るからである」と言う。低賃金・低価格を前提とした競争ルールを打ち破り、別の競争ルールへ移行するため「賃上げを起点に」という訴えだ。

「労働移動と賃金上昇」――。労働移動が進み、転職が賃金上昇につながるには、日本では様々なハードルがある。「労働移動が生じても生活が破綻しない条件、そして移動後の処遇に見通しが持てる制度的基盤が整えられて初めて持続的なものとなる」と指摘している。

「賃金と価格を結び直す」――。デフレマインドは、低物価・低賃金・低成長の悪循環だが、そこに立ちはだかっているのは「価格硬直性」だ。「賃金と価格を結び直すとは、単に賃上げを行うことではない。賃金上昇を価格形成の一要因と位置づけ、取引の中で、説明可能なものとして扱われるように整えることだ」「競争の前提となるルールを、企業の外側で共有することが必要」と言う。

「賃金が上がる国とは、特別に豊かな国や大成功を収めた国に限られるのではない。増えたコストが見えないまま、誰かに黙って押し付けられるのではなく、その所在が認識され、交渉が行われ、その結果が社会全体に広がる国である」――まさに日本は、生産性が低いとかでなく、その負担が賃金に押し付けられた国であり、その構造を変え、新たな競争ルールに進まなければならないのだ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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