がんのひみつ.jpg中川先生に会うと、「この本は渾身の作です」といわれていた。わかりやすく、「がんとつきあう」「がんも、そんなに、わるくない」「いざというときに、あわてない」「死に方上手――どうせ死ぬなら、がんがいい」などと項目別に解説しており、69の「ひみつ」が書かれている。

昨年6月15日、安倍総理とともに東大病院を訪れ、放射線治療の現場で、中川先生から説明を受けた。

がんにあまりにも無知、勉強不足の日本の人々に、少しでも早く、その現実を知ってほしい、取り組んでほしいという中川先生の願いが、行間にあふれている。


福田 衣里子.jpg一昨年2月発刊の本。薬害肝炎原告の福田衣里子さんの本。「私は早く、C型肝炎とさよならしたい!」と副題がはいっている。「本当によかった」「よく頑張ったね。本当にご苦労様」――私が山口さんや、福田さんにかけた言葉だ。昨年来、お会いして話をしたときのままの率直な人柄、走り過ぎぐらいの真っすぐさがにじみ出ている。

将来の夢を模索し、ひたむきに生きていた時、C型肝炎とわかったあとの病気との格闘の日々の時――くっきり分かれた日々が率直に語られる。身体に毎日気をつけて、いい人生を生き抜いて下さい。


またもやジャパン・アズ・ナンバー1の時代がやってくる.jpg乗り遅れるな、最後のチャンス 円高、株高、資産高!の副題がついている。
「北朝鮮の核保有は米にとってもよい」「アメリカの政策は、米国内においても内需主導型経済から外需主導型経済へ移行している」「イラク戦争も基軸通貨をユーロに変えようとした所から起きてきたもので、第5次中東戦争を米国はイランに上手に仕掛ける」「中国の経済発展はバブルではなく、沿岸から内陸へ連続的に離陸するし、中国には消費の時代が訪れた」

「日本の株価を上げる準備は2007年に完全に整った」「好況に恵まれる福田首相」――次から次と増田さんの指摘は面白い。


君命も受けざる所あり.jpg「波浪は障害にあうごとに頑固(堅固)の度を増す」――という言葉があるが、巌の如き人生と戦いと、正義と情愛が、この本には満ち溢れている。
そして、哲学と思想があり、歴史のなかで格闘してきたがゆえの経験、蓄積のすごみを感じる。今の政治家に、哲学・思想がないこと、修羅場をくぐり抜けた経験の乏しいこと、そして国を考える、国を担う気概がないことこれらを痛く感じる。

師弟、友情、愛。「起伏の多かった私の人生は数多くの偶然と果報に恵まれた」と書いているが、私には「人生は価値創造」「人生は闘争」であることを体現し、さらにそこを突き抜けた境地がせまってくる。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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