倒れるときは前のめり.jpg有川浩さんの2003年以来のエッセイ集。率直で、理屈っぽくなく、ストレート。目線が現場にあり、興味が広範で躍動感があり、「お天道さまの下」で生きる明るさがある。それぞれに「振り返って一言」が付いて肉声が聞こえる。面白い。

「倒れるときは前のめり(竜馬の言葉とも司馬遼太郎とも)」「心に太陽が照っていなければ創作活動はできません・・・・・・」「読書は遊びだ(本好きは楽しむために本を読む)」「言葉は利器にもなるし凶器にもなる。インターネットによって言葉の行使が簡単になったからこそ、使い方には気をつけたい」「ネガティブな言葉は、他人に放ったつもりでも、自分の魂にダメージが蓄積していく。ポジティブな言葉は自分にパワーを蓄積してくれる」「『ゆるい共感』を呼ぶすさまじい本能(秋月りす「OL進化論」)」「宇宙開発に失敗はない・・・・・・宇宙開発は歩みを止めたら最後である」・・・・・・。

文庫と単行本、創作の裏側、映像化と作家の気持ち・・・・・・。あまり聞いたことのない世界にふれることができた。「木綿のハンカチーフ」を読んで、改めて太田裕美メドレーを聴いた。「三匹のおっさん」もいいが、児玉清さんは「とびきり素敵なおじさん」だったろうと私も思う。


木材関係11団体 280825.jpg木材利用をさらに進めよう――。25日、衆院第2議員会館で、住宅・林業・木材関係11団体からなる木材産業要望活動団体から政策提言と要望を受けました。公明党から石田祝稔政調会長らも同席しました。

私は、木材利用を大きく進め、木材関係の11団体等とも、この10年以上連携を取ってきました。その努力が実り、このところ木材利用が大きく進み始めました。今年、足立区で日本初めての木造5階建ての老人ホームが完成、国交大臣時代には、CLT(直交集成板)を活用する法律や学校の木造3階建てを可能にする法律も成立させました。また木造5階建て視察 2802.jpg耐火実験や高層木造住宅への補助も進めてきました。2020年東京オリンピック・パラリンピックめざして、あらゆる点でできるだけ木材利用を進めています。

この日は、要望を受けるとともに、国交省、農水省、経産省、文科省、内閣府の五輪担当等とも打ち合わせをしました。


「核なき世界」の終着点.jpg2009年4月、プラハで「核兵器なき世界」演説をしたオバマ大統領は、その年の11月に初の訪日。「在任中に(被爆地を)訪れることができたら光栄だ。私にとって非常に意味がある」と会見で語った。今年5月の広島訪問の始まりだ。

本書は、歴史的なオバマ大統領の広島訪問の経緯をきわめてクリアに描き出す。まず、オバマの思想・哲学・理念だ。それは思想性に満ちたプラハ演説、広島での17分間に及んだ演説に明らかであるとともに、ジョン・F・ケネディ大統領が掲げた核軍縮というレガシーがオバマに引き継がれている。

そして人だ。くしくもキャロライン・ケネディが駐日米大使であり、積極的に行動したということ、2010年8月6日に米国の代表として初めて広島の平和式典に参列したルース前駐日大使。地ならしとなったケリー国務長官の広島平和記念公園訪問。そして国務省とホワイトハウスの人物の温度差。推進する大統領副補佐官ローズ。

さらに国際情勢等の環境。何よりも日米関係の好転。ウクライナ危機、G8崩壊、オバマ訪日、キューバとの国交回復、イラン核合意、米大統領選挙へのクリントンとトランプ、謝罪ではない広島訪問歓迎の世論と米有力紙の支持・・・・・・。

「点」から「線」へ、「線」から「面」へ――吉野さんは、「オバマの広島訪問」を立体的に時間軸のなかで、くっきりと浮き彫りにしている。


資本主義の終焉、その先の世界.jpg近代資本主義は「より速く、より遠くへ、より合理的に」進展することで展開してきたが、もはやフロンティアは消滅し、先進各国は低成長時代に入った。利潤率は低下し、利子率を大きく減少することになってしまっている。長い16世紀の低利子率が中世を終わらせたように、長い21世紀の低利子率は近代資本主義を終わらせようとしている。「より近く、よりゆっくり、より寛容に」歩まざるを得ないポストモダンの新潮流を直視していくことが大事だ、という。

「政府は無理な成長戦略をやめよ」「中間層が破壊されている先進各国は、格差是正に取り組まざるを得ない」「ゼロ成長社会は、一攫千金を担っている人にとっては退屈な社会だが、文化・芸術等、精神的豊かさを求めようとすればエキサイティングな時代だ」「成長戦略よりも格差拡大をストップする所得の再分配政策を(いずれは消費税を20%ぐらいにして再配分に回す)」「所得の高い国のなかで日本は格差の小さい国だが、拡大は始まっている」「環境、安全、健康のいずれをとっても、成熟という点では日本は最優等生。いまや"成長戦略"ではなく、成熟の果実を享受し、維持することが重要」・・・・・・。

水野さんは、歴史的、巨視的、思想的に「21世紀の利子率革命」等の潮流を俯瞰し、榊原さんは、日本と各先進国の経済状況を数字を示して分析している。


翔裕園 280820.jpg 神奈川 研修会 280820.jpg

突然バケツをひっくり返したような豪雨に見舞われる不安定な気候となった20日の土曜日、猛暑となった21日の日曜日ーー。神奈川県本部の議員研修会、地元では町会・自治会の盆踊り、子どもまつり、祭礼、特養での納涼祭など多くの行事が行われ、出席しました。

参院選に勝利した神奈川県本部は意気軒昂。私は「日常活動を強化し、党勢拡大に全力投球しよう」と訴え、相談も受けました。

地元の諸行事のなかでは、多くの方々と懇談ができました。

祭礼 豊島 280821.jpg 晴山苑 280820.jpg

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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