脳内麻薬.jpg「快楽とは、ヒトの脳が用意した"頑張っている自分へのご褒美"」だ。しかし、これが強力だけに、薬物やアルコール、ギャンブル、買い物などで、そのときに分泌される快楽物質への依存症に陥る危険がある。その源になっている化学物質(脳内麻薬)の働きについて解説している。副題は「人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」だ。

「ドーパミンの過剰・不足になると」「依存症は決して心の弱さといったものが原因ではなく、脳内の物質の異常から来る病気」「苦痛を和らげる快楽物質・オピオイド」「ランナーズ・ハイ」「依存症には(1)アルコール・薬物など物質への依存(2)ギャンブル・買い物・仕事などプロセスへの依存(3)恋愛・カルト宗教・DVなど人間関係への依存の3つがある」「人間関係への依存と社会的報酬の関わり」「自分が生きている意味を認識せずにはいられない、特異な生物・ヒト」「笑顔で表情筋が動き、脳の報酬系が刺激される」「幸福度の高い人ほど死亡リスクが低い」「人間は絶えず"自己実現"に向かって成長する――マズローの欲求5段階説」・・・・・・。人間の脳の仕組みは奥深い。


群馬 研修会0809.jpg 群馬 視察0809.jpg

地域で理解の輪を広げよう――真夏の暑さとなった9日、群馬県に行き、公明党群馬県本部の夏季議員研修会に出席。「地域を駆け、理解の輪を大きく広げよう」「しっかり勉強をしよう」と訴えました。先の参院選では大勝利した群馬県。懇談のなかで、全議員が意欲、連携、仲の良いことが広がりをつくっていることを実感、前進を誓いあいました。

また、夕刻には前橋市の山本龍市長から都市再生・交通網の整備等の要望を受け、現場の視察を実施。さらに夜は、業界・団体との要請・懇談会を行いました。


生きて帰ってきた男.jpg「ある日本兵の戦争と戦後」と副題にある。1925年(大正14年)生まれの小熊謙二さんの人生を、子息の小熊英二さんが聞き取り、まとめたもの。苦難の歴史は私の父母にもかぶるものがあり、思い起こしつつ読んだ。戦前、戦中、戦後の日本人の庶民の生活と心象風景。若い最も楽しかったはずの若き時代が、戦争に奪われ、苦労ばかりだった世代の思い。時代と権力を持つ側に翻弄された人生。そして戦後社会の激変。庶民の生活の民俗学ともなっている。

1930年代から「生活物質が急になくなっていく」「兄弟、親族が次々と病い等で亡くなっていく」「空襲、入営通知、敗戦」「シベリア抑留とは露ほども思わず日本に帰ると思っていた」「最初の冬は想像を絶する極寒と厳しい生活環境のなか、仲間が次々と死んでいった」「民主運動。反動分子の烙印を押されたら帰国できなくなるとの恐怖」「帰国後、まともな仕事がなく、次々と職を替える、生きるに必死の状況」「絶望的な結核療養所の約5年」、そして「高度成長とともに変わる生活」「戦後補償裁判」・・・・・・。父母と私の戦後生活がかぶる。


ちびっこ天国 0807.jpg  王子連合 0807.jpg

灼熱の暑さとなった8月5、6、7日の3日間。地元では、町会・自治会の納涼祭や盆踊り、祭礼、商店街のサンバ、夜店、子ども祭りやどじょうつかみ大会など、様々な行事が行われ終日、駆け回りました。祭りの気合のこもった声や盆踊りの太鼓、子どもたちの元気な声が街に響き渡りました。

岸町 0806.jpg  豊島サンバ 0807①.jpg

各会場では、多くの方と懇談ができました。行事を運営してくださる地域の方々のご尽力に感謝です。

また6日の午前中には、参院選で9年ぶりに勝利を勝ち取った公明党愛知県本部の夏季議員研修会に出席をしました。

愛知県本部 0807.jpg


新・御宿かわせみ お伊勢まいり.jpg平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズは、昭和48年に始まり、全34巻。そして「新・御宿かわせみ」となっても続き、本書はその最新作。

大川端の旅宿「かわせみ」は江戸から始まるが、東京となった明治の初めのこと。春の嵐で屋根瓦を吹き飛ばされ、改築のために休業を余儀なくされるが、女主人のるいは千絵に誘われて、十数人の一行で「お伊勢まいり」に行く。その道中でさまざまな事件が起きる。嶋屋長右衛門は行方知れず、その女房のお仙は不慮の死、大坂屋平八は病のために脱落、小泉屋の火事・・・・・・。そんななか、この道中は「明らかに誰かが仕掛けたもの」で、千絵が非業の死をとげた夫・畝源三郎の敵討ちに狙いがあったことがわかる。そして、雷鳴が轟くなか・・・・・・。

時代と庶民の日常。喜び、悲しみ、怒り、生老病死が、そっと心情まで浮かび上がるように描かれる。「『変わりましたよね、このあたり・・・・・・御一新の前とは・・・・・・』お千絵が町並みを眺め、るいは大川端の方角の空を仰いだ。歳月が移り、世の中が変った。けれども、その中で生き抜いて来た人々の想い出は想い出す人がある限り消えはしない。人は一生をかけて想い出を紡いで行くものかと胸の内で小さな吐息を洩らした。空に雲があった・・・・・・」――。いい。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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