脳内麻薬.jpg「快楽とは、ヒトの脳が用意した"頑張っている自分へのご褒美"」だ。しかし、これが強力だけに、薬物やアルコール、ギャンブル、買い物などで、そのときに分泌される快楽物質への依存症に陥る危険がある。その源になっている化学物質(脳内麻薬)の働きについて解説している。副題は「人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」だ。

「ドーパミンの過剰・不足になると」「依存症は決して心の弱さといったものが原因ではなく、脳内の物質の異常から来る病気」「苦痛を和らげる快楽物質・オピオイド」「ランナーズ・ハイ」「依存症には(1)アルコール・薬物など物質への依存(2)ギャンブル・買い物・仕事などプロセスへの依存(3)恋愛・カルト宗教・DVなど人間関係への依存の3つがある」「人間関係への依存と社会的報酬の関わり」「自分が生きている意味を認識せずにはいられない、特異な生物・ヒト」「笑顔で表情筋が動き、脳の報酬系が刺激される」「幸福度の高い人ほど死亡リスクが低い」「人間は絶えず"自己実現"に向かって成長する――マズローの欲求5段階説」・・・・・・。人間の脳の仕組みは奥深い。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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