霞が関「解体」戦争.jpg日本を中央集権で、焼け野原から引っ張り建設してきた戦後の60年。そこには細部にわたり構築されてきた官僚行政機構がある。安心と安全を他国よりも求められ、ある意味では批判にさらされてきただけに用心深く、過度にあるいは過保護のように築かれてきた行政機構でもある。優秀で真面目な官僚は、政治家のいいかげんさにも沈黙しながら今日まできたと思う。


しかし、戦後の成長モデルが変化を余儀なくされ、政治も官僚組織も、統治のシステムも、21世紀型にモデルチェンジしなければならない時に来ている。


太田あきひろです。
榮倉奈々さんと瑛太さんの『余命1ヶ月の花嫁』という映画が話題を呼んでいます。「その時間のすべてが、僕たちの宝物だった」と瑛太さんが語ります。
乳がんと闘い、24歳で他界した女性の「最後の1カ月」を追ったドキュメンタリーで、乳がん検診に関心を持つきっかけをつくった映画です。

これまでがん対策として「がん対策基本法」の制定、基本計画の策定、手術だけでなく放射線治療や化学療法などの充実に私自身、走ってきました。安倍総理(当時)と東大病院に放射線治療の視察にも行きました。
現在、国会で審議中の今年度補正予算案には、女性特有のがん対策として、一定の年齢に達した女性を対象にした、健康手帳の交付と、子宮頸がん、乳がんの検診の無料クーポン券を配布する事業が盛り込まれています。公明党の戦いによってです。
子宮頸がんや乳がんは、早期発見すれば完治する可能性が高いことが知られている一方で、検診の受診率が極端に低い状況であり、今回の対策によって、受診率が向上し、早期発見、早期治療に繋がります。
対象となるのは、子宮頸がんが20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、乳がんは40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の女性です。

私は、男性の前立腺がんについても検診できるようにと考えています。


太田あきひろです。

今日は雨となり、小学校の運動会などが延期となりましたが、多くの地域行事が行われました。
私の住んでいる北区滝野川には、近藤勇の墓所があり、「新撰組祭り」があり、参加しました。赤羽消防団の消防操法大会があり、生業のなか地域の為に働いてくださっている消防団の日頃の練磨が示されました。
「地域の安全と活力」といいますが、日頃からこうした地域の皆さまの尽力があってのことです。頭が下がります。


日米同盟の正体―迷走する安全保障.jpg我が国の安全保障には日米安保があり、日米同盟は重要だ。しかし日本には戦略がない。米には戦略がある。そう指摘している。
1990年代から、米国の安全保障戦略は変化し、共和党か、民主党かを越えて一貫した流れにある。中東は重視され、イラン、イラク、北朝鮮は「悪の枢軸」であり、大きな戦略性のなかで、北朝鮮政策も動き、2005年10月29日の「日米同盟:未来のための変革と再編」は、従来の日米安保条約とは違う。

米国の新戦略と日米関係の変化を日本は冷静に見ているのか、戦略がないではないか、それでいいのか、と孫崎さんは問いかける。
オバマ政権のとる姿勢、イラク戦争とは何であったか、アフガニスタンをどうとらえるのか――。じつに丁寧に、じつに丹念に、文書をガッチリ読んで組み立てる力業は驚くほどだが、整理され、思考頭脳を生じさせてくれる。


太田あきひろです。

今朝、1- 3月期のGDP(QE)が発表されました。実質成長率は、前期比年率15.2%のマイナスで、過去最大の減少となりました。
しかし、4月以降『街角景気は現状判断DI、先行き判断DIともに、上昇している』『原油など交易条件が改善している』『輸出が中国向けをはじめ若干上がってきた』『資本が「流出」から「流入」へと転換している』など、若干の変化があります。

私はだからこそ、本予算の前倒し執行と、現在国会にかかっている補正予算の早期成立、早期執行が大事であるといっています。
さらに全力をあげて頑張ります。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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