再生力.jpg日本中から「自信」が失われている。野村さんの「再生力」が必要だと田原さんはいう。
野村さんは評論を語っていない。実践する人だ。
問題解決には「奇策」よりも「原理原則」を重視せよ。その「再生力」に必要な原理原則は「信は万物の基をなす」だと野村さんはいう。また、力を発揮できない若者に欠けているもの、共通しているのは、感性と頭脳が劣っている、鈍感だともいう。


野球は頭脳労働、思考や心理の動きを見る人間学が必要だからこそ面白いという。
野村さん、田原さんは深いし、面白い。境地がある。


太田あきひろです。
 
ゴールデン・ウィークは、毎日、街頭演説や商店街・地域回りをしています。3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日はこどもの日――いずれも「憲法三原則を堅持し、第9条の1項・2項を守り、時代の進展とともに提起されてきた環境権やプライバシー権などを現憲法に加憲をする」「これからの日本は環境、農業などに力を入れる緑の社会への構造改革、グリーン産業革命が重要」「子育て支援、教育に力を入れる」という大事な意義をもつ日です。

2日の新宿での街頭演説では、「オバマ大統領が4月5日、チェコの首都プラハで、核廃絶を最終目標として核軍縮を提起した。平和憲法をもち、非核三原則を国是とし、世界で唯一の被爆国である日本が核軍縮の潮流を高めよう」と主張しました。
景気・経済対策、新型インフルエンザ対策も含め、全てにわたって全力で頑張ります。


金融大崩壊.jpg水野さんがずっと言ってきた1995年以降の「強いドルは国益」の米戦略。その米モデルを「アメリカ投資銀行株式会社」と呼ぶなら、日本のモデルは「日本輸出株式会社」と呼ぶことができ、しかもそれは連結会社のように裏側ではくっついている。グリーンスパンに「100年に1度」などと"傍観的"に言われたくないと水野さんが思うのは、バブルを生み出し、ローンと消費、金融商品化等々を駆使して世界のカネを呼び込んだ米国戦略とそれに結局、協調してきた日本という構造をハッキリ見ているからだ。

しかし、このモデルは破綻し、金融にこのところ振り回される存在となった実体経済は低迷し、G7からBRICSも含めたG20の時代となり、ドル基軸から無極化への方向が始まり、世界の資本主義経済が次のステージに突入した。
この書は12月発刊だが、今再び、現時点の明確な発言を聞きたいところだ。大企業たたきとか、内需主導へ、などではなく、「日本新興国向け企業株式会社」へ、大企業向け法人税下げ、下請け垂直構造を脱して知識組替えの必要性、不安を取り除く社会保障や人材教育などを本書では示しているが、新たな時代へのスタートを急がねばならない。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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