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タイムライン防災を更に広く、更に深く――。タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議が主催する10周年記念シンポジウムが1月30日、都内で開催され、開会挨拶をしました。

タイムライン防災が日本で始まったのが2013年。前年に米国のハリケーンサンディー高潮災害の調査を国交省、河田惠昭関大特任教授、松尾一郎東大客員教授らが実施、その報告を当時、国交大臣であった私が、「日本でもやろう」と多くの方々の協力を得てスタートさせたもの。この日、全国の25の市町村の代表が参加し、現状と課題を討議、報告をしました。「大事なことは、住民の防災意識をどう高めるか」「日ごろからの避難訓練を強化している」など、市町村長から生々しい意見が寄せられ、極めて有意義な会議となりました。

現在は、全国の109の1級河川をはじめ、中小河川でもタイムラインができています。周辺市町村との連携、公共施設・企業・福祉施設・交通機関等との協力体制の確立、住民への徹底など、更に広く、更に深く展開することが大事です。今後、気候変動も激しく、防災を担う行政の人も組織も人口減少過疎化のなかで難しくなることを考えると、より専門的に深化させることが不可欠です。

また地元の足立区でも1月22日、荒川の水害対策のため「熊本県人吉市長による講演及びパネルディスカッション」が大変多くの参加者のなか開催され、参加しました。能登半島地震の今、更に防災・減災に力を入れます。

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3連休となった6、78日――地元では成人を祝う「ニ十歳のつどい」や町会などの新年会が行われ出席しました。

今年の成人(18)は、2005年生まれの106万人。2005年は日本の人口が初めて自然減になった年。今年が「2024年問題」と言われる本格的「人手不足」時代幕開けの年であるだけに、人口減少社会の象徴的世代となります。東京北区の式典は20歳が集う「ニ十歳のつどい」となりました。新成人3061名、そのうち約2割の606名が外国人。懇談をしましたが、今後「介護士になる」「外国系企業に行きたい」などそれぞれが目標を持っていること、親への感謝の言葉が印象的でした。会合に来ていない人へも思いを馳せました。人生100年時代ーーおそらく2100年を見ることができる世代となります。予想もつかないその時代、30年後すら予測できない時代に生きる若者は、「社会は応用問題ばかり。前向きの意思を持ちつつ柔軟に対応する創造的な対応力」がますます重要になってくると思います。安全で安心な明るい勢いのある国を、若者に届けたい。

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新しい年を迎えました。今年は特に重要な年です。デフレ脱却の正念場、政治の混迷をどう脱するか、世界の戦乱の収束と米大統領選などの動向――2024年の問題は今後の分岐点となるものばかりであり、「日本の明日」のために、政治家の「決死の覚悟」が不可欠です。

今年11月、公明党は結党60周年を迎えます。党創立者の「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神の実践が今こそ重要です。政治は徹底したリアリズム(現実主義)、刻々と変化する状況に対する臨機応変の自在の知恵であり、空中戦ではなく現場の「政治は結果」の格闘です。政治家は情報氾濫のなか、権力の魔性とポピュリズムへの誘惑にどう耐えるかが試されており、そのためにも大衆の現場に常に身を置くことを肝に銘じなくてはなりません。

昨年は多くの方々に大変お世話になりました。重要な今年、「一段と決意新たに」の気持ちでがんばります。本年が皆様にとって、良き1年でありますように、心よりお祈り申し上げます。

 


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全国各地で初雪や大雪となった16日、17日の土日。東京では風が強かったものの晴天――。地元では東京都城北少年野球大会の決勝戦・ 表彰式、東京北リトルシニア卒団式等の野球大会、介護施設での地域交流会、商店街青年部の忘年会など多くの行事が行われました。

北リトルシニアの卒団式で、私は「勝つことも大事だが、負けない自分を作ることがもっと大事。中学3年間、嬉しいことも悔しいこともいっぱいあったと思うが、負けない自分を作る大きな礎を築いたと思う。高校に行っても前向きに頑張りましょう」と述べました。役員、監督・コーチ、保護者の方々への感謝の言葉が卒団する選手からも述べられました。

師走の諸行事で、多くの方と懇談しました。

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スポーツの秋本番――11日、12日の土日、地元でのスポーツ行事等がいくつも行われました。「第15回北区オープンボディビル・フィットネス大会」では、日頃から鍛え抜いた選手が首都圏から集合、会場内から声援が飛び、盛り上がった大会となりました。私は各地域での広がりが大事であるとし、「裾野の広がり(日常の地域活動)があって、山(トップアスリート)が高くなる。山が高くなって裾野がさらに広がる」と挨拶しました。

「第57回北区少年少女サッカー大会」も、赤羽スポーツの森公園競技場で盛大に開催されました。これから2ヶ月、優勝を目指して競技が連続して行われます。急に寒くなりましたが、スポーツの秋本番です。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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