安倍元総理銃撃事件から2か月――。先月、毎日新聞と毎日新聞『政治プレミア』(有料サイト)に私の発言記事が掲載されたものを紹介します。
■毎日新聞(8月23日付け)の記事
■毎日新聞デジタル『政治プレミア』
リアリストだった安倍元首相 挫折から日本再建への思い
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20220817/pol/00m/010/004000c
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23日、愛知県豊橋市で行われた「東三河活性化セミナー」に出席、基調講演を行いました。これには浅井由崇豊橋市長など東三河の各市町村長、企業・団体・地域の有力者が参加。公明党の伊藤渉衆院議員、里見隆治、安江伸夫両参院議員も出席しました。
今回のテーマは「地域における公共交通の再構築」――。私は国交大臣時代に策定した「国土のグランドデザイン2050」の「対流促進型国土形成」に触れつつ、「豊橋・浜松・飯田を結ぶ三遠南信の連携は、まさにそのモデル」と強調。「人口減少はますます激しく地域を襲う。まちづくりと公共交通の再生の課題は重い」「コンパクトシティーを進め、個性ある都市と都市とを連結させるネットワーク、これが対流促進型国土形成だ」「鉄道、路線バス、タクシー等の個々の存続を考えるだけでなく、全てを連携させて地域公共交通の活性化と再生を図ることが重要。自治体と地域交通事業者と利用者が地域全体の公共交通を協議することが大切。そのマスタープランに基づいて国は支援をする」などと話しました。各首長から、現場の厳しさと再生を目指す発言が活発に出され、きわめて有意義な意見交換会となりました。
8月21日、公明党中国方面本部(本部長・谷合正明参院議員)の夏季議員研修会が開かれ、出席しました。
今年は、「大衆とともに語り 大衆とともに戦い 大衆のなかに死んでいく」との立党精神が示されて60年――。当時は、大企業や労働組合など大きな組織を背景にした自社ニ大政党対立の時代。世界的にも核をめぐる一触即発のキューバ危機。激変・緊迫のなか、庶民大衆は置き去りにされていました。「庶民大衆を代弁する政治家(政党)はいないのか」との叫びのなかで生まれたのが公明党です。
「政治はリアリズムであり、現実を直視し解決する臨機応変の自在の知恵である」「政治は空中戦ではない。現場こそ戦いの場だ」「現場には臭いがあり、空気があり、(課題の)優先順位がわかる」「立党精神の魂を心中に呼び起こして頑張ろう」と語りました。