「外濠の水質浄化を」「東京を水の都に」――。27日、公明党東京都本部の「水と緑の回廊PT」(顧問=太田昭宏、座長=竹谷とし子参院議員)は、都庁でPTを開き、東京都の都市整備局、建設局、下水道などの関係5局と意見交換を行いました。これには、竹谷としこ参院議員、都議会から小磯善彦都議会議員(副座長)、上野和彦都議会議員(事務局長)など多数の都議会議員と、関係各区の区議会議員らも参加しました。
このPTは「東京を水の都に」をめざし、水質の悪い外濠を浄化し、あわせて日本橋川などの水流を舟運・観光のできるものにしようと取り組んできたもの。東京都からは「しゅんせつ工事の施行状況」「下水道による対策状況」「都市整備局の外濠の水質浄化に関する検討」について報告がありました。
国と、東京都や関係各区・地域団体などと連携しないと実現できない大プロジェクトであり、その推進力が公明党です。推進に力を入れます。
荒川の洪水を食い止める――。26日、荒川の洪水対策の視察に、埼玉県の荒川第一調節地、第二調節池の建設予定地等に行きました。これには、西田まこと参院議員、岡本三成衆院議員、薄井こういち都議会議員、深谷けんじ埼玉県会議員、青木ひろこ北区議会議員、また、荒川の洪水対策に真剣に取り組んでいる近藤やよい足立区長らも参加しました。
荒川の洪水対策では「首都東京で洪水を起こさせないことが最も重要」。今回の整備事業は、平成16年に完成した彩湖(第一調節池)の上流に当たる羽根倉橋から開平橋までの約11kmの河川敷に荒川第二、第三調節池を整備するもので、私はその推進役となってきました。約13年で1700億円の整備事業で、第二調節池の事業が動き始めています。
この日は、まず彩湖(第一調節池)に直行。彩湖自然学習センターで概要の説明を受け、彩湖全体を視察。そして、第一調節池の越流堤(本流から調節池へ水を流す場所)など現在の状況を確認しました。次にこれから工事が始まる第二調節池予定地に行き、進捗状況を視察しました。
雨の降り方もおかしく、激甚化、局地化しており万全の対策が必要です。埼玉、東京のためにも最重要の整備事業となります。