「盲導犬を待っている人のため、被災された視覚に障がいのある人のために――決して歩みを止めない」――各団体の総会が行われている今、日本盲導犬協会の会合が20日、都内で行われ、顧問として私も参加しました。
視覚障がい者の歩行などを助ける盲導犬、肢体不自由者を手助けする介助犬、聴覚障がい者を助ける聴導犬は、補助犬といわれます。この補助犬を法的に位置づけ、障がい者の自立や社会参加を促し、交通機関や多くの人が出入りする飲食店などで補助犬を受け入れるよう義務付けた「身体障害者補助犬法」が成立して10年。私が公明党代表であった2007年11月には、補助犬を民間職場に同伴できるようにした法改正も行われてきました。
ずっとこのことをリードしてきたのは公明党です。障がい者には大きな力になるものですが、補助犬の飼育及び訓練の現場の努力は大変なものがあります。補助犬に対する全国一律の助成制度の確立や、一段と理解を広げる啓発活動が不可欠です。
頑張らなければと、強く思っています。
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