「盲導犬を待っている人のため、被災された視覚に障がいのある人のために――決して歩みを止めない」――各団体の総会が行われている今、日本盲導犬協会の会合が20日、都内で行われ、顧問として私も参加しました。

視覚障がい者の歩行などを助ける盲導犬、肢体不自由者を手助けする介助犬、聴覚障がい者を助ける聴導犬は、補助犬といわれます。この補助犬を法的に位置づけ、障がい者の自立や社会参加を促し、交通機関や多くの人が出入りする飲食店などで補助犬を受け入れるよう義務付けた「身体障害者補助犬法」が成立して10年。私が公明党代表であった2007年11月には、補助犬を民間職場に同伴できるようにした法改正も行われてきました。

ずっとこのことをリードしてきたのは公明党です。障がい者には大きな力になるものですが、補助犬の飼育及び訓練の現場の努力は大変なものがあります。補助犬に対する全国一律の助成制度の確立や、一段と理解を広げる啓発活動が不可欠です。

頑張らなければと、強く思っています。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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