20120622日本と世界の「流れ」を読む経済学.jpg昨年から今年初めにかけての連載から55の視点としてまとめたもの。題名にあるように「流れ」を語っているのが特徴といえる。

「素人は為替レートを名目で見る。プロは実質レートで見る」「円高のときこそ、海外投資など円高時代にしかできないことをやっておくべきだ」「LCCによって日本の空の活性化を」「成田は仁川に勝るハブ空港になれる」「中所得国の罠」「チリの鉱山で働く日本人から学んだこと  海外投資の中身が変わりつつある」「貿易収支が赤字 より意識すべきは経常収支」――。

日本に必要なこととして、大胆な社会保障改革、消費税上げ、TPP参加、専業農家に支援を集中する農業政策、若者の雇用を確保する雇用制度改革、技術革新を促す研究開発投資などを繰り返し語っているが、要は「政治家が実行できるかどうかだ」という。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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