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1月23日、東京港を視察し、港湾強化について、関係者と懇談しました。

東京港は外国からのコンテナ取扱量で日本最大の港ですが、世界的には30位前後と、釜山、上海、シンガポールなどに遅れをとっています。このため、国土交通省では東京港を横浜港、川崎港とともに京浜港として「国際コンテナ戦略港湾」に指定。「集貨」「創貨」「ターミナルの強化」のための施策に取り組んでいます。

関係者との懇談では、混雑緩和のためのアクセス道路の整備や鉄道との連携強化、創貨や集貨に向けた取り組み強化等の要望、提案がありました。

また、大井コンテナターミナルや中央防波堤外側地区の大水深岸壁の工事の状況、東京ゲートブリッジの交通管制室等を視察しました。具体的に東京港の現状を見て、機能強化の必要性を実感しました。

港湾の強化に力を入れます。


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高齢者も多く、空室も多い沈滞した団地を蘇らせる――そんな団地再生への意欲的試みが、千葉県柏市の豊四季台団地で始動しています。UR(都市再生機構)と柏市、東京大学が力を合わせての取組です。

1月16日、柏市の豊四季台団地に行ってその取組を視察し、URの上西郁夫理事長、柏市の秋山浩保市長、東京大学高齢社会総合研究機構の大方潤一郎機構長ほか関係者と意見交換しました。

この団地は、昭和30年代に建設されて約50年が経過し、建物の老朽化と居住者の高齢化が進んでいます。取組のキーワードは「医・職・住」です。

まず、「医」として在宅医療。団地内に柏市が地域医療連携センターを設置し、医師会や介護部局とも連携して在宅医療を支援する体制が整えられています。

「職」としては生きがい就労の支援。高齢者がコミュニティに参加して経験や体力にあったセカンドライフが送れるよう、農業や保育補助などの就労事業を展開しています。

そして「住」として古い団地の建て替え。建物の高層化とバリアフリー化を進めて快適な居住環境にしています。空いた敷地には、24時間対応のサービス付き高齢者向け住宅の建設も進んでいます。

今後、特に大都市の郊外部で高齢化が急速に進むと予想されていますが、豊四季台団地は高齢者がいつまでも安心、元気に住み続けられる団地づくりとして、全国のモデルになるものです。

未来を見据えた取組をしっかり進めていきます。


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12日、東京では青空の広がった三連休の中日。地域では、多くの新年会や少年少女サッカー大会、そして王子と西新井の消防団始(はじめ)式が行われました。消防団は仕事があるなか、地域の防火・防災を担っている貴い方々です。

最近は気象が変化し、水害・土砂崩れなどが頻発、それも集中化、局地化、激甚化しています。また首都直下地震の切迫も懸念され、密集市街地などの緊急対応が必要です。自助・共助・公助が叫ばれますが、もう一つは「近助」のキメ細やかな助け合いが大切です。消防団はその要となる大事な存在です。

昨年の通常国会で水防法の改正、臨時国会では消防団支援法が成立し、待遇や装備の充実が図られましたが、「現場力」が重要な防災・減災です。更なるバックアップが必要です。頑張ります。


1月10日、公明党東京都本部の新春賀詞交歓会が、都内で盛大に開催されました。

来賓として石破茂自由民主党幹事長、石原伸晃環境大臣・自由民主党東京都連会長、安藤立美東京都副知事、三村明夫日本商工会議所会頭、神津里季生・連合事務局長から、公明党に対する期待と感謝のこもった挨拶をいただきました。また、都内の区市町村長、各種関係団体の会長にも多数出席いただき、熱気に包まれました。

来賓に続いて挨拶に立った私は、「公明党は今年結党50周年。庶民の目線、中小企業の目線を常に持ち、"大衆とともに"という立党精神に基づく公明党の役割はますます重要になる。景気回復、復興加速、防災・減災等の"実感"が得られるところまで今年はやり抜く。さらに日本の"未来"を見据えて確かな一歩を踏み出したい。公明党は頑張ります」と決意を述べました。

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1月8日、日本鳶工業連合会の方々が国土交通省を訪れ、「祝い木遣り」を披露していただきました。鳶(とび)は、住宅やビルなどの建設現場で身体を使って働き、建設産業を支えている方々。その年季が入った透き通った声で、江戸時代から続く伝統文化である木遣りを歌っていただきました。毎年恒例となっている行事ですが、今年はひときわ新年の清々しさを実感しました。

新年に入り、日本経済団体連合会など経済3団体や連合をはじめ、建設、不動産、自動車、港湾などさまざまな業界団体の賀詞交換会に連続的に出席しています。今年はアベノミクスにより円高是正が進み、日本経済が活力を取り戻し、デフレ脱却への見通しも出てきたということで、明るく勢いのある会合が続いています。また地元でも、区賀詞交換会や町会・自治会、各種団体などいろいろな新年会に出席し、懇談させていただいています。

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今年のキーワードは「実感」と「未来」――私は出席した会合で言っています。

景気・経済回復の実感、被災地復興の実感、防災・減災対策が進んでいるという実感――こうした成果が中小企業や生活の現場などで感じられるようにしたい。また、2050年の長期を見据えて未来の国土を構想する「国土のグランドデザイン」をつくり、2020年東京オリンピック・パラリンピックではその先行事例を世界に示したいと考えています。

今年は正念場の年、頑張ります。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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