木材利用をさらに進めよう――。25日、衆院第2議員会館で、住宅・林業・木材関係11団体からなる木材産業要望活動団体から政策提言と要望を受けました。公明党から石田祝稔政調会長らも同席しました。
私は、木材利用を大きく進め、木材関係の11団体等とも、この10年以上連携を取ってきました。その努力が実り、このところ木材利用が大きく進み始めました。今年、足立区で日本初めての木造5階建ての老人ホームが完成、国交大臣時代には、CLT(直交集成板)を活用する法律や学校の木造3階建てを可能にする法律も成立させました。また耐火実験や高層木造住宅への補助も進めてきました。2020年東京オリンピック・パラリンピックめざして、あらゆる点でできるだけ木材利用を進めています。
この日は、要望を受けるとともに、国交省、農水省、経産省、文科省、内閣府の五輪担当等とも打ち合わせをしました。
8月17日~19日、中国・北京を訪問、兪正声全国政協主席(党政治局常務委員)、李小林中国人民対外友好協会会長等をはじめとする会談。日中韓子ども童話交流2016の開幕式にも出席しました。
日中韓子ども童話交流は2002年から始まったもの。3か国の小学上級生約33名、合計100人が、それぞれの国へ行って交流。その約1週間の間に、いっしょにオリジナルの童話をつくる、視野を広げ、文化の交流のなかで友情の絵本をつくる、万里長城なども見学するという立体的な仲間づくり事業です。10年前に交流したOBも約10人ずつ参加、緊張のなかにも素晴らしい経験を得るものと思います。開会式に先立ち、かつて全人代副委員長も務めていた顧秀連(中国関心下一代工作委員会主任)さん、日本からは河村建夫(元文部大臣・子どもの未来を考える議員連盟会長)(私が顧問)などが参加し、懇談しました。
兪正声全国政協主席、李小林対友協会長らとの会見では、日中が「戦略的互恵関係」を更に発展させること、9月のG20サミット(中国で開催)に向けて、世界経済、テロ等の問題で両国の緊密な連携が必要なこと。そのためにも東シナ海等で中国側が事態をエスカレートさせないこと、観光客の相互増大が大事な課題だが、国民感情を悪化させない努力をすべきこと――等々、話し合いました。