太田あきひろです。
「脆弱国土を誰が守るか」――この土・日、5月というのに台風の影響で大雨が日本列島を襲いました。地震も台風もあり、そして列島の背骨の部分は山脈があり、川は急流。降った雨は2日で大方は海に流れる。治山・治水・利水の大切さを毎年、思い知らされます。
国土に働きかけてきたがゆえに、日本人が生活を営んでいるという、国土学に基づいたしっかりした対策が、常に続けられなければなりません。
昨日(29日)、雨のため多く予定されていた小学校の運動会は中止されましたが、北区豊島にできあがった、緊急避難施設を視察しました。空いた中学校の施設を改装し、畳を入れ風呂や洗濯、食事のできる場所も含め、26家族、100人規模に対応できる緊急避難施設です。東日本大震災で長期にわたって避難を余儀なくされる人々を受け入れることができます。東京23区で2番目のもの。あらゆる面にわたって支援することが緊要です。
頑張ります。
太田あきひろです。
先日、石巻市の公明党議員からはずんだ電話をいただいた。「大型貨客船を使ってのショートステイが始まりました。皆、大変喜んでいます」――。
大被害を負った石巻市は、今も7600人余りが避難生活を余儀なくされていますが、船を使ってお風呂や食事ができてリフレッシュしたらどうか。そうした公明党の渡辺拓朗議員の提案を、4月13日、石巻市に行った私が市長のもとでこれを聞いて、動いた結果、5月17日から実現の運びとなりました。
多くの方々の御協力をいただきました。「仮設住宅の遅れ」「心の傷」が大きな問題となっている時だけに、喜びが電話から伝わってきました。多くの方の真心に感謝しています。
地元紙や今日(22日)の公明新聞にも掲載されています。さらに頑張ります。
太田あきひろです。
G・Wが終わりましたが、東日本大震災は緊迫した状況が続いています。8日から激戦の足立区の区議選・区長選が始まっています。毎日、動いているなかで多くの人から直接の声を聞きます。「国はいったい何をやっているのか。会議ばかりで・・・・・・」「私のところは義援金も出した。物資も送った。被災地から人も雇い入れた。勿論、住む所も確保して」「危ないとか、停止とか言っているだけで、だったらどうするのかという対策をしっかり行うのが政治じゃあないのか」「ボランティアでG・Wは行ってきた。21日、22日は炊き出しのグループを編成して行ってくる」「政治は遅すぎる。本当の危機感がないからだ」「足立の荒川や隅田川にも津波や液状化があったがこれから大丈夫なのか」――。
私も被災地に何度も足を運び、切実な声がただちに答えとなって返すことに頑張ってきました。「現場には匂いがある」「現場には空気がある」「現場に行けば優先順位がわかる」ことを実感します。現場と東京の政府とのスレ違いが大きすぎます。緊急事態の認識も分析も説明せず、「対応なしの言いっ放し政治」はさらなる不安をかき立てます。科学・技術も含めて安全を確保するとともに、安心の確保に全力をあげる行動――それが政治に求められていると思い、動いています。
頑張ります。
太田あきひろです。
昨日5月1日、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市を調査し、関係者から要望を聞きました。
気仙沼市は水産都市。また石油タンクが破損して炎上、津波と火災で大被害となった所です。「津波のうえ、油の炎上はすさまじかった」「6月にカツオの水揚げができれば気仙沼は一気に生き返る。日本のカツオやサメのほとんどが気仙沼に水揚げされる。加工工場もある。大量の氷と油・燃料とエサ(エサで釣る)がいる。応援してほしい。とにかくスピードだ」「現場の声を親身に聞いてほしい」との漁業組合の切実な声。市長さん、副市長さんとも打ち合わせをしました。なかでも地盤沈下は大問題です。
陸前高田市はきわめて広範囲にわたって津波で破壊され、海岸近くの野球場は今も水につかり、あたかも海中のようです。避難所でも「早く仮設住宅をつくってほしい。つくるのが遅いし、2年でそれを出ていってもらうといわれても・・・」と深刻な声。とにかく、スピードある決断と実行が不可欠。多くの要望を一刻も早く実現する決意です。
頑張ります。
- 1