天草①.jpg12月23、24日、熊本県に行き、熊本市、宇城市、天草市などを視察・訪問。蒲島郁夫・熊本県知事や中村博生・八代市長、中村五木・天草市長らと意見交換会などを行いました。

まず、2015年7月に世界文化遺産になった三角西港では、守田憲史・宇城市長から世界文化遺産への取り組み、観光充実に向けての今後の課題などをうかがい、観光ボランティアの方々とも懇談しました。

次に天草では、地元住民の代表者の方々との懇談会に出席。天草市役所で中村五木・天草市長、堀江隆臣・上天草市長、田嶋章二・苓北町長、行政関係者と要請・懇談をしました。

天草地域では、一日に3万台の通行量がある天草瀬戸大橋は国道324号と266号の合流地点で渋滞が起きており、観光シーズンには、さらに周辺の交通渋滞がひどく、天草②.jpg「生活の足にも影響がでている」「緊急車両の到着が遅れる」・・・などの現状・要望をうかがいました。また「熊本市内からのアクセス改善のためにも、現在進めている熊本天草幹線道路の早期完成・整備を支援してほしい」と強い要請を受けました。

24日には、蒲島郁夫・熊本県知事と懇談。「台湾・香港・タイなどへの外国人旅行客の誘致活動を進めている」「八代港に到着する大型クルーズ船が増えてきているので、港の整備を進めてほしい」「天草の交通網の整備を進めてほしい」などの要望をいただきました。

また、中村博生・八代市長、元松茂樹・宇土市長、上田泰弘・美里町長、宇城市、氷川町の行政関係者の方々と要請・懇談も行いました。

公明党の議員懇談会にも江田康幸衆院議員、あきの公造参院議員らと出席し、さまざまな意見交換を行いました。


福島第一③.jpg

22日、東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の構内を視察し、汚染水対策の進捗状況や作業員の労働環境を調査しました。

まず、防護服に着替え測量計を装着。高台から原子炉1~4号機を俯瞰した後、汚染水対策の切り札とされる「凍土遮水壁」の現場を視察しました。

同施設は、原子炉建屋周辺の地中を約1.5キロにわたって凍らせ、汚染地下水の発生量を大幅に減らそうというものです。この後、汚染地下水を汲み上げ、浄化後に海洋放出している「サブドレン計画」の運用状況を視察。さらに、今年10月に完成した全長約800メートルの「海側遮水壁」なども見て回りました。

来年3月11日で丸5年となります。廃炉に向けた各種作業が進められていますが、さらに取り組んでいかねばなりません。現在、現場の作業員は7000人に及んでおり、懸命な作業が続けられています。

福島第一①.jpg   福島第一②.jpg


軽減税率1.jpg

16日、与党の税制改正大綱が決定。17年4月から消費税率を10%に引き上げるのに合わせて「酒類、外食を除く食品全般と新聞の税率を8%に据え置く」という軽減税率の導入が決まりました。

「10%になっても、せめて食品は消費税を上げないでほしい」という庶民の願いが実現したものです。消費税は1%で約2.8兆円。従って2%で5.6兆円となり、約1兆円が軽減となります。この必要な財源については「『社会保障と税の一体改革』の原点に立ち、16年度末までに歳入および歳出における取り組みにより、与党の責任において、確実に安定的な恒久財源を確保する」としました。

高齢化が進むなか、社会保障費は急増しており、現在は消費税8%で約22.4兆円ですが、それではとても社会保障費はまかなえません。急増する社会保障の財源確保の為には、税制だけでなく経済全体の活性化(稼ぐこと)、行政改革などが重要です。団塊の世代が75歳以上となる2025年をはじめ、将来の日本のために更なる努力が必要です。


つれづれ中央道1.JPG「高速・中央自動車道上り線の調布付近は、朝夕いつも渋滞していて困っている。何とかしてほしい」ーー。こうした要望を受け、現在工事中の調布地区渋滞対策の現場を12日(土)、高木陽介衆院議員、竹谷とし子参院議員、都議会議員と共に視察をしました。

中央自動車道(上り車線)調布インターチェンジ(IC)~三鷹バスストップ(BS)間は慢性的に渋滞となっており、平成26年には全国で朝の渋滞ワースト1位となった区間。同区間は1日に約9万台の交通量があり、調布ICからの合流や、上り勾配があって、朝夕の慢性的な渋滞が発生しています。東京・三多摩地域の公明党都議会議員を通じての要望、さらには国会で高木陽介衆院議員から直接質問を受け、私が急ぎ手を打つと決断したものです。

このたびNEXCO中日本において、11月2日から道路幅を広げることなく、車線幅や路肩幅を狭めて付加車線を設置する対策工事を行っています。

この付加車線が設置されたことにより、この区間の渋滞緩和が見込まれ、定時性・安全性の向上が図られます。今月中には完成させ、いい正月が迎えられます。

つれづれ もちつき151214.jpg13日(日)は、地域で盛大にもちつき大会が行われ、私も10か所以上回り、また、踊りの会の忘年会、社会福祉法人の大感謝祭、戸田市で国政報告会に参加しました。


青木村②.JPG5日、長野県の上田市、青木村に行き、青木村村民大会での講演や視察、地元のかかえる諸問題について要請を受けました。

青木村では、「道の駅あおき」を視察。この日も大変な賑わいで、村の一大拠点となっていました。この4月全国1050の道の駅の中で、「重点道の駅(35カ所)」に選定されており、更に拡大したいとの要望を受けました。

続いて 上田市、青木村から松本市、安曇野を結ぶ青木峠を視察。明治23年にできた青木峠トンネルは、昔から難所として知られ、現地に行ってみると大型車が通れず、トンネルの壁には沢山のぶつかった傷の跡があるほどでした。これが真っ直ぐの大きなトンネルとしてつながれば、長野県の東信と中信が大きく結ばれ人流、物流の拡大が実現できます。

青木村①.JPGその後、村始まって以来という村民の一割近くの350人以上の人々が集った「国道143号青木峠新トンネル建設促進村民大会」に出席し、防災・減災・老朽化対策、「命の道」の大切さ、必要性について講演しました。東信と中信を結ぶこの道に、ストック効果があるという話をしました。

上田市は東信の大拠点。観光・介護・建設・菅平などの有力者の方々から様々な要請を受け懇談いたしました。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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