パートナーシップ会議280427.jpg4月27日、28日と、北海道の帯広に行き、道東活性化をめざしてのフォーラム、横山信一参議院議員の後援会発足式等に出席しました。フォーラム「ひがし北海道価値創造パートナーシップ会議」は、この度、閣議決定された「新たな北海道総合開発計画」の推進のために、オホーツク、釧路・根室、十勝の道東三圏域で活躍する若手経営者や、首長などが参加。地域づくり、人材づくりについて、それぞれの主張をしました。私はコメンテーターとして参加し、「地方創生には個性ある都市と都市が連携する連携革命が大切」「観光をはじめとして、人流・物流が増加する北海道をめざして頑張ろう」などの話をしました。

よこやま信一 280427.jpgそのあと、横山信一さんの「帯広後援会発足式」に出席して、約900名の参加者を前に、観光や港湾、道路整備など、これまでの取り組みについて、また北海道のポテンシャリティについて話をしました。今夏の参院選挙の勝利に向けての意気上がる会合となりました。

これに先立ち、幕別町にある「十勝ヒルズ」を視察――ここは「北海道ガーデン街道」と呼ばれる街道沿いにある、農と食のテーマパークです。そのあと、日本一の名産である長いも選別貯蔵施設・帯広川西農協に行って、長いも施設を視察し、組合の方からお話を伺いました。この地域からの長いもは、米国、台湾に輸出されていて、高い評価を受けています。

長いも工場 280426.jpgのサムネイル画像私もこれまで北海道は数多く行っておりますが、明治時代に依田勉三が開拓した帯広(「丈夫が 心定めし北の海 風吹かば吹け 浪立たば立て」の歌が名高い)は、今や「空気・水・お菓子の帯広」と言われており、他の北海道の地域にはない可能性を感じました。


酒田港②.jpgのサムネイル画像22日、山形県酒田市に行き、酒田港視察や国政報告会に参加しました。国政報告会は、庄内開発協議会主催で酒田市・鶴岡市など庄内全域から多くの方々が出席し、「前国土交通大臣 太田昭宏氏 国政報告会」と銘打って、開催されたもの。庄内の発展や参議院選挙・公明党勝利に向けて、意気上がる会合になりました。


国政報告会に先立ち、丸山至・酒田市長(庄内開発協議会会長)と酒田港を視察。酒田港は近年の東アジア、ロシアでの日本産乳幼児用紙おむつブームで輸出量が増加し、平成26年度は週2便であった国際定期コンテナの就航も昨年(平成27年度)は週6便となり、輸出量は2年連続で過去最高を更新。私は国土交通省とも連携を取り、コンテナクレーンやリーチスタッカーの増設などの港湾機能強化を推進。さらに国際クルーズ船の就航に向け、旅客船ターミナルの整備など、日本海側の国際拠点港として拡充策を図っています。

山形 国政報告会②.jpg国政報告会には、庄内の酒田市・鶴岡市の市長や有力者、各議員など約1300名が参加、大変な盛り上がりでした。私は「これからパナマ運河の拡張、北極海航路の拡大などで物流が増大する。日本海側に位置する酒田港は重要だ。また、長年念願の日本海沿岸東北自動車道の事業着手を決めさせていただいたが、早く開通するよう頑張りたい。災害対策や産業・経済の面からも宮城県石巻から山形県酒田を結ぶ"みちのくウエストライン"の整備も大切だ。庄内はより活性化するポテンシャルを持っている」と述べました。

また、会場で庄内開発協議会の新田嘉一・最高顧問(株式会社平田牧場・会長)、丸山至・会長(酒田市長)、榎本政規・副会長(鶴岡市長)等から「庄内地域の社会基盤の整備について――日沿道の建設促進、新庄酒田道路の整備促進」などの要望を受けました。終了後、新田嘉一・最高顧問、各市長、有力者の方々と懇談を行いました。

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平成28年熊本地震災害対策本部.jpg 20160417災害募金.jpg

16(土)、17(日)、18(月)の3日――。16日朝、党の「平成28年熊本地震災害対策本部」の緊急会合を開催。また、埼玉県所沢市での西田まこと(参院選予定候補=埼玉選挙区)参院幹事長の国政報告会に出席し、防災・減災対策に全力をあげると挨拶。

17日、東京都北区で行われた「平成28年熊本地震災害支援・北区民の会」の街頭募金活動に青年党員とともに参加。また、企業や現地とも連携をとり、毛布などの空輸について政府と連携、推進をしました。

また昨日は、兵庫県明石総支部(支部長=梅田宏希)の政経セミナー(参議院兵庫選挙区予定候補の伊藤たかえさんらが参加)に行き講演をするとともに、有力者との要請・懇談をしました。

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4月14日21時26分頃に発生した熊本地震は今も余震が続いていますが、前震や本震(16日1時25分頃)があり、これまでにない大きな不安を与えています。

2012年2月、党の「防災・減災ニューディール」を推進した私は、その後3年弱の国交大臣期間、「防災・減災・老朽化対策、メンテナンス・耐震化」を公共事業のメインストリームにしてきました。

「災害列島・日本」「脆弱国土・日本」ですが、とにかく今は、救命・救援に全力をあげます。


桜を見る会 乾杯②0409.jpg  桜を見る会 レスリング0409.jpg

9日、暖かな日差しのなか、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が東京・新宿御苑で行われました。

各界から招待された約1万6千人の方が集まり、歓談をしました。

安倍首相は「成立した予算を1日も早く、全国津々浦々にお届けすることも私たちの仕事」「今日の桜のように花が咲き誇る日本を皆さんとともにつくっていきたい」と挨拶。私も参加した方々と次々と挨拶・懇談をしました。「今年も我が県に来ていただきたい」「自公政権で景気をもっと良くしてください」など、懇談・近況報告もいただきました。

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           桜を見る会 さかなくん0409.jpg


2020年の首都環状道路の姿道路の渋滞解消は、車を運転する者にとっても、企業活動においても、ひいては経済成長にとってもきわめて重要です。日本全体の渋滞による損失は年間12兆円に上り、1人あたり年間30時間の時間損失との試算もあります。私は渋滞解消に力を注いできましたが、新たに道路をつくるだけでなく、「知恵を出す」「賢く道路を使う」ことが大切です。

昨年3月7日、首都高速の大橋JCTから大井JCTまでが開通し、新宿から羽田空港までの所要時間は、約40分から20分に一気に短縮されました。それと同時に注目されるべきことは、この開通により、都心の交通量が5%減り、なんと渋滞は50%減となりました。日々都心で車を走らせている人は、この効果を実感されていることだと思います。(実際、首都高速の3か月後の整備効果調査では76%のドライバーが所要時間の短縮を感じると答えている)

昨年の12月25日、慢性的に渋滞していた中央高速上り線の調布ICから三鷹バス停の区間。このうち約3キロ区間に付加車線を設けて(路肩を使用)、3車線化させました。私が国交大臣のときに、公明党からの要望を受けて進めたものです。道路を全面的に拡幅するのではなく、道路左側の路肩を活用、かつ非常駐車帯を設置するという現実的な方法で渋滞緩和に取り組んだものです。この3か月、渋滞の長さは短くなっています。更なる改善を今、工夫しています。

中央環状板橋JCT.jpgさらに今年の2月末、首都高速中央環状線内回りの板橋JCT合流部分の車線改良が実現しました。中央環状線の内回り滝野川入口から5号線上りへの合流部分は、合流部の300メートル前から2車線が1車線に狭められていたため、ここで常に渋滞が発生していました。そこでこのほど、1車線になった所の両側のゼブラゾーンを廃止し、5号線上りの合流部まで2車線で行けるようにしました。私が首都高と協議を重ねてきたものですが、その後1ヶ月、こうした知恵によって渋滞は見違えるように解消されました。

また昨年10月30日、海老名JCTでも東名高速から圏央道外回りへの連絡道路でひどい渋滞が発生していました。ここでは、区画線を1車線から2車線に変更することで合流部分の激しい渋滞が完全に解消され、大きな効果が得られています。運送業者からも「大変助かった」と喜びの声が寄せられました。

さらにこの3月末、首都高速5号線中台料金所の改良が行われました。この中台料金所は朝の時間帯は中台入口の下の一般道路まで渋滞が続いていましたが、この改良でかなり緩和され、利用者から、「ビックリするくらい渋滞が緩和されました」とうれしい声がありました。

渋滞解消はきわめて重要な問題。道路の拡幅や新設だけでなく、さまざま柔軟な工夫を促しています。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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