22日、山形県酒田市に行き、酒田港視察や国政報告会に参加しました。国政報告会は、庄内開発協議会主催で酒田市・鶴岡市など庄内全域から多くの方々が出席し、「前国土交通大臣 太田昭宏氏 国政報告会」と銘打って、開催されたもの。庄内の発展や参議院選挙・公明党勝利に向けて、意気上がる会合になりました。
国政報告会に先立ち、丸山至・酒田市長(庄内開発協議会会長)と酒田港を視察。酒田港は近年の東アジア、ロシアでの日本産乳幼児用紙おむつブームで輸出量が増加し、平成26年度は週2便であった国際定期コンテナの就航も昨年(平成27年度)は週6便となり、輸出量は2年連続で過去最高を更新。私は国土交通省とも連携を取り、コンテナクレーンやリーチスタッカーの増設などの港湾機能強化を推進。さらに国際クルーズ船の就航に向け、旅客船ターミナルの整備など、日本海側の国際拠点港として拡充策を図っています。
国政報告会には、庄内の酒田市・鶴岡市の市長や有力者、各議員など約1300名が参加、大変な盛り上がりでした。私は「これからパナマ運河の拡張、北極海航路の拡大などで物流が増大する。日本海側に位置する酒田港は重要だ。また、長年念願の日本海沿岸東北自動車道の事業着手を決めさせていただいたが、早く開通するよう頑張りたい。災害対策や産業・経済の面からも宮城県石巻から山形県酒田を結ぶ"みちのくウエストライン"の整備も大切だ。庄内はより活性化するポテンシャルを持っている」と述べました。
また、会場で庄内開発協議会の新田嘉一・最高顧問(株式会社平田牧場・会長)、丸山至・会長(酒田市長)、榎本政規・副会長(鶴岡市長)等から「庄内地域の社会基盤の整備について――日沿道の建設促進、新庄酒田道路の整備促進」などの要望を受けました。終了後、新田嘉一・最高顧問、各市長、有力者の方々と懇談を行いました。