オリンピック・パラリンピックの選手強化を推進――。27日、北区西が丘の「味の素ナショナルトレーニングセンター」を視察。現状のトレセンの課題や新施設などについて、福田富昭元センター長(日本レスリング協会会長)、JOCの笠原強化部長代理らと懇談しました。これには、大松あきら(都議選予定候補=北区)、橘せいごう(都議選予定候補=板橋区)の各都議が参加しました。
私はこれまでも幾度となく訪れ、オリンピック選手を激励し、施設の拡充に力を入れてきましたが、この日も卓球の石川佳純選手や平野美宇選手、女子レスリングでは登坂絵莉選手、土性沙羅選手、川井梨紗子選手などリオ五輪のメダリストたちが練習をしていました。選手、コーチから「年末年始も休まずトレーニングに打ち込みます」と聞き、トップアスリート達のひたむきな姿勢に心を打たれました。
現在のトレセンから道路を挟んで斜向かいの南東側に新たなナショナルトレーニングセンターの増設が決まっています。これから建設される新施設は、2019年の完成予定で、「アーチェリー」「射撃」「水泳」などの各専用のトレーニング施設や、パラリンピック競技の「車椅子バスケットボール」「ボッチャ」「ゴールボール」などのトレーニング施設が供用体育館として整備されます。
2020年の東京大会での活躍が期待されます。さらなる支援をしていきます。
22日、17年度政府予算案が決定されました。一般会計総額は97.4兆円、歳入は税収が57.7兆円で、リーマンショック後の民主党政権で37.4兆円の時があったかと思うとかなりの高水準。新規国債発行も前年度より622億円減らし、34.3兆円です。歳出は一般歳出が58.3兆円、最大の歳出項目の社会保障関係費は過去最大の32.4兆円になりました。私がとくに関係してきた公共事業は5.9兆円でほぼ横ばいで、防災・減災・老朽化対策と成長に寄与するインフラのストック効果があるものへの選択と集中という柱が貫かれたものです。
同時に決まった16年度第3次補正予算では、今年に台風が直撃して大被害となった北海道の復旧と再度災害防止に、大幅な約700億円投入することができました。
特徴的なのは公明党が主張してきた「子育て支援として保育士の賃上げ」です。賃金を約2%引き上げた上で、7年以上の経験のあることなどを条件に月4万円をさらに上乗せ、自公政権下で保育士給与は約10%の上昇です。介護士の処遇改善も入っています。また、「教育に力を入れ、奨学金の充実」が図られ、ついに「返済する必要のない給付型奨学金」が創設されます。観光や海上保安体制の強化にも目配りされています。
「一億総活躍」「働き方改革」「成長と分配の好循環」を考えた来年度予算です。来年の通常国会において成立を期します。
子育てを応援しようーー。16日、足立区の保育ママの現
「保育ママ」が自宅などで行う家庭的保育における食事提
この日はまず足立区本木南町にある保育ママ施設を訪問し