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一気に猛暑となった25、26、27日の週末、地域ではいっせいに夏の行事が始まりました。町会・自治会の夏祭り、盆踊り、商店街の納涼祭、子ども相撲大会、子どもまつり・・・・・・。人の交流、結びつきがものすごく大切で、町会をはじめとして大変な努力をして下さっています。関係の方々には本当に感謝です。


各会場では多くの方々と懇談ができ、たくさんの声を聞かせていただきました。


いよいよ本格的な夏が始まりました。熱中症や夏風邪にもみなさん十分気をつけてください。

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7月22日、大分県別府市に行き、温泉を利用した「湯けむり発電」を視察したほか、県、市町村、各種団体から要請を受けました。また、公明党結党50周年の政経セミナーに参加しました。


別府市は日本有数の温泉のまち。源泉の数は2300か所以上で日本全国の約1割を占め、湧き出る湯量も日本最大。市内のいたるところで湯気が立ちのぼっています。外国のクルーズ船も寄港するなど国内外から年間800万人を超える観光客が訪れ、温泉という地域特有の資源を活かしたまちづくりが進められています。


「湯けむり発電」はその温泉から湧き出る熱水と蒸気をそのまま利用してタービンを回し発電する仕組み。新たに温泉を掘る必要はありません。コンパクトな設備で効率よく発電ができ、発電後のお湯はそのまま温泉に使えます。電気を売れば収入になり、農業ハウスで使えば新しい産業が生まれます。「別府には大いなるポテンシャルがある」――現在は実証実験中ですが、実用化すれば全国のモデルになる取組です。


これからの重要テーマは「地方創生」。地域それぞれの個性を磨き上げ、知恵を出し工夫しながら元気な地方を創り上げていく取り組みをしっかり支援していきます。


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18日、海上保安庁が東京湾内で洋上訓練を行い、これを視察しました。


海上保安庁は国土交通大臣の所管です。


海上保安庁は国土の12倍、447万㎢にも及ぶ広大な我が国の海域において、領海の警備、海難救助、海上防災、海上犯罪の取締りなど「海の護り」を担う機関。日本の海を取り巻く情勢は近年厳しさを増しており、海上保安業務の重要性はますます高まっています。


尖閣諸島周辺海域での領海警備、薬物や銃器の密輸や不法入国への対応、昨年10月の伊豆大島豪雨災害や今も続く東日本大震災での行方不明者の捜索――24時間、365日、海上保安官一人一人が、使命感をもって危険・困難な業務に励んでいます。


この日は、6隻の船艇、ヘリコプター1機により、①テロ対策訓練②ヘリコプターによるつり上げ救助訓練③巡視艇による放水・消火訓練、が実践的に行われました。訓練を通じ、現場海上保安官の旺盛な士気と高い技術力を目の当たりにしました。緊張感、責任感の毎日に感謝しました。


船艇や人員など、今後とも海保の体制強化を図ります。

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「水害の教訓を忘れず災害に強いまちづくりを」――7月13日、新潟県三条市に行き、「7・13水害追悼式典」に出席しました。


10年前(平成16年)のこの日、豪雨で三条市の五十嵐川(信濃川の支流)が決壊し、最もひどいところで2.5mも浸水。市内が泥水に浸かって9名の方がお亡くなりになり、床上・床下浸水が7000戸を超える被害が発生しました。式典には、小中学生を含め多くの市民が参加。「7・13水害の教訓を忘れない」――水害に強いまちづくりに向けた三条市民の強い決意が述べられました。


大災害の後、三条市は国土交通省や新潟県と連携し、川幅を広げたり堤防を高くするなどの河川改修や洪水時に水を一時的に貯める遊水池の整備、避難システムの構築など、徹底して防災対策を進めてきました。その結果、平成23年に再びこの地域を豪雨が襲い、平成16年の1.6倍の量の雨が降りましたが、浸水家屋の被害は10分の1に軽減。効果が発揮されました。


國定勇人市長は、水害の教訓を全国の市町村に伝えるために毎年開催している「水害サミット」の中心メンバーの一人。今年5月には国交省とともに三条防災ステーションを完成させましたが、そこでは7・13水害の教訓を忘れないよう市民が学習できるようにしています。


私は式典に先立って、その三条防災ステーションを視察し、7・13水害の破堤場所に整備された慰霊碑に献花。式典後は、信濃川から日本海に放水路を築いて洪水を軽減する大河津分水路を視察しました。


先週の台風8号でも全国で多くの被害が出ました。ハード・ソフト両面から水害への備えをしっかり進めていきます。


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「未来に向けたまちづくりがスタート!」――7月8日、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」のオープニングセレモニーに出席しました。


人口減少、高齢化で地方では地域が消滅する危機が問題になっていますが、大都市郊外の問題も深刻です。ニュータウンがオールドタウン化して極度に高齢化が進行。地域につながりがない高齢者の孤独化が増えています。


今回、本格的なスタートを切った「柏の葉スマートシティ」は、東京大学や千葉大学、柏市などと連携して三井不動産が開発を進めている地区。駅前にオフィス、住宅、ショッピングセンター、大学の研究機関が集積した、「職・住・遊・学」の新しいまちづくりの野心的な挑戦です。


ここでは「産・学・官」が連携して、「環境共生」、「健康長寿」、「新産業創出」でスマートウェルネスシティとしてのまちづくりが進められています。現地では、スマートグリッドを使ってまち全体のエネルギーを管理するスマートエネルギーセンター、予防型の医療施設が集まった医療ゾーン、国内外から研究者や留学生が集う知的なイノベーション空間などを視察。しかも、広場では子どもたちが元気に走り回り、お母さんたちが楽しく談笑しており、「未来的なまちですが、とても生活しやすいです」と話してくれたのがとても印象的でした。日本どころか世界で最先端の都市を目指しての本格的スタートです。毎日のように世界から視察団が来ているようです。


一方、柏市では、URの豊四季台団地で、建物が老朽化し居住者も高齢化した団地を蘇らせる取り組みを進めています(私は今年1月に視察)。高齢者がいつまでも安心・元気に住み続けられるモデルです。「医・職・住」として、高齢者の雇用も含めた新しい取り組みが始まっています。


7月4日には「国土のグランドデザイン2050」を発表しましたが、未来に向けた新しいまちづくりが現実にスタートを切っています。着実に進めていきます。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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