コロナ急拡大のなかの成人の日――。10日、北区の成人式が行われ参加しました。例年と違って「密」を避けるために、初めて2回に分けて行う式典となりました。今年の全国の成人者は120万人。最近は出生者数が100万人をはるかに切って、一昨年は84万人。若者支援、子育て支援が日本にとってきわめて重要です。
「荒れる成人式」などが報道されますが、実際にはむしろ「いい子」が多くなっているのが現実。変化激しき時代、予測不可能な時代に、若々しい生命力・エネルギーで乗り越えてほしいと期待します。昨日の公明新聞にも「若者にエール――変化激しき時代。現実逃避せず、常に一歩踏み込む努力を続ける人に」を書きました。学生時代までの学びは、答えがある問題。しかし社会に出ると、応用問題ばかり。そこで大事なのは、柔軟に対応するエネルギーです。現実を直視するリアリズムの姿勢。政治も人生も「イデオロギーではなくリアリズムの姿勢」「臨機応変の自在の知恵」が大事だと思います。公明党は若者支援党です。
新しい年を迎えました。これまで多くの方々に本当にお世話になり、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。新たな気持ちで、「報恩」「共戦」で頑張ります。
今年は日本にとって大事な年となります。コロナの克服は全てにわたる最重要課題。「ワクチン」「治療薬」の2つの武器を手に入れましたが、日常の油断なき対応に心して努めなければなりません。
今年のテーマは、2030年へのダッシュ。SDGsの目標も2030年、地球環境・エネルギー問題も2030年までにどこまでやり抜けるか。「少子高齢社会」「AI ・IoT・ロボット・デジタル化の急進展」「レベルの変わった大災害への防災・減災」という構造変化にどう挑むか。コロナ克服後の世界の激変・競争にどう闘うか。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
本年が皆様にとって良き1年でありますように。
外壕と日本橋川を浄化し、玉川上水を復活させる――。24日、公明党東京都本部の「水と緑の回廊PT」(顧問=太田昭宏、座長=竹谷とし子参院議員)が東京都庁で行われ、出席しました。これには、「玉川上水・分水網を生かした水循環都市東京連絡会」(代表=山田正・中央大教授)の有識者、国交省、東京都の三者が集合。公明党から竹谷としこ座長、衆参国会議員、都議会議員、関係する区市議会議員らが参加しました。
このPTは「水の都・東京」をめざし、玉川上水の清流復活、水質の悪い外濠の浄化、あわせて日本橋川などの水流を舟運・観光のできるものにしようと取り組んできたもの。今年も合同会議や視察を行ってきました。長年念願であった外濠の浄化はいよいよ動き始めます。
この日、それぞれが進行状況を発表。さらに加えて、防災やその時の水利用、観光のためにも歴史性をしっかりと踏まえた構想作りをしていこうと決意しあいました。重要な「水の都・東京」を目指してのビジョンあふれる会議となりました。なんとしても実現に向けて、粘り強く進んでいきます。