18日、穏やかな晴天のなか、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で行われました。
八重桜がまさに満開。各界から招待された約1万5千人の方が集まり、歓談をしました。安倍首相も「景気回復のあたたかい風を全国津々浦々に届けていくことが私たちの使命であり、地方創生を力強く進めていきたい」と決意を述べました。
参加者の明るい姿が印象的で「太田さん、頑張って下さい」「事故が続いて大変ですね」などの多くの声をいただきました。
芸能界からは8.6秒バズーカー、由紀さおりさん、爆笑問題などの方々も参加しました。
その後、POINT&K.O.全日本空手道選手権大会や足立区の社会福祉協議会60周年記念式典などにも参加しました。
4月12日夜、日中韓観光大臣会合を終えて韓国の慶州に行き、13日に「第7回世界水フォーラム」と「第2回日中韓水担当大臣会合」に参加しました。
世界水フォーラムは、3年に一度開催され3万人以上が参加する水関係では世界最大の会議。今回のテーマは「将来の水(WATER FOR OUR FUTURE)」です。58か国から閣僚級が参加し、国際社会が直面している水問題の解決と対策の実施に向けて、議論が行われました。
13日午前、私は開会式に出席した後、「統合的水資源管理」をテーマとした閣僚円卓会議の共同議長を務め、スピーチを行いました。もう一人の共同議長であるナイジェリアのハブ統合水資源管理委員会長官のほか、フィリピン、イラン、ロシア、ブラジル、サモア、カタールなど17か国の大臣・代表者が参加し、3時間以上にわたって活発に議論。世界各国で頻発する洪水や渇水のほか、食糧、エネルギー、国境を超えて流れる河川の管理などの課題について有意義な議論ができました。
午後は3年ぶりの開催となる日中韓の水担当大臣会合を開催。韓国のユ・イルホ国土交通部長官、中国の矯勇・水利部副部長と、水分野で3か国が協力を進めていくための共同宣言に署名しました。
さらに韓国のユ長官とは、個別に会談し、交通、住宅、都市、国土計画やインフラの老朽化対策など幅広い分野で交流を一層深めていくことを確認しました。
洪水、干ばつ、渇水、国境問題、海水の淡水化など世界各国の水状況は大きく異なりますが、いずれにせよ健全な水循環は人間にとって重要・不可欠。いい会議となりました。
「日中韓観光交流の新時代へ」――。4月12日、日中韓3か国の観光大臣会合を東京で開催しました。実に4年ぶりのことであり、深い具体的な議論が交わされ、意義ある会合となりました。
中国からは李金早(リ・キンソウ)国家旅游局長、韓国からは金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官に出席をいただきました。また、3か国の地方政府(自治体)代表や旅行関係者多数も参加しました。
昨年、世界各国から日本を訪れた外国人は過去最高の1341万人。この2年間で500万人の増加となりました。中国からの訪日旅行者は241万人、韓国からは276万人、両国からは500万人を超え、日中韓3か国の相互交流は2047万人にのぼります。
会合ではさらなる拡大をめざし、「三か国間の人的交流の拡大(2020年までに3000万人)」「欧米など三か国以外からの旅行者の増加(ビジット・イースト・アジア・キャンペーンの共同実施)」「観光交流の質の向上(生活習慣などの違いに起因するトラブルや旅行者の安全の確保)」などを議論。共同声明をとりまとめ、発表しました。
会合前日の11日夜には、日中、日韓のバイ会談を行いました。