念願の世界に誇る、実物大の免震試験機が完成――。18日、兵庫県三木市のEディフェンス(実物大の耐震・振動台)の隣接地に、念願の実物大の免震試験機(EーIsoIation)が完成。その祝賀式典と試験機稼動を行いました。実現に向け和田章免震研究推進機構代表理事をはじめ、東工大、京都大、東大などの研究者、大成建設など実現を願ってきた各企業関係者、内閣府・国土交通省・文科省などの政府関係者、兵庫県や三木市などの首長が出席し、喜び合いました。
大学で耐震工学を専攻し、国土交通大臣時代に免震偽装問題に遭遇した私としても、実物大の免震試験機ができる事は、地震国日本の耐震・免震・制震にとって、極めて重要なことで、力を注いできました。本当に多くの方のご尽力をいただき、類例のないスピードで完成したこと、心から感謝いたします。この日出席した全員で喜びの写真を撮りました。
- 1