荒川の板橋・新河岸で防災・かわまちづくり――。水害対策のための「高台づくり」を全国で推進しています。加えて、水辺空間を使って、「荒川を地域の憩いの場」とする「板橋区かわまちづくり」計画がスタートを切りました。24日、これを推進してきた岡本みつなり衆院議員と共に現地を視察。同行した地元住民の方々も「荒川と新河岸川にはさまれたこの地域。避難経路、避難場所ができることは悲願だった」「遊歩道ができ、河川敷などで家族や友人たちと楽しむ場所となることは画期的。うれしくなる」との声をいただきました。
この事業は、「かわまちづくり」として国交省が先月末に発表した2021年度の全国6か所の計画の一つ。防災とともに水辺を生かして地域の賑わい創出をめざす取り組みで、国交省がハード・ソフト両面から支援する制度。この制度を利用し、避難場所の高台への連絡橋をつくることが決定。来年度から具体的な設計、翌年には着工の予定です。
続いて、東京北区赤羽の荒川に架かるJR東北本線の堤防橋梁部を視察。橋梁部の堤防が低くなっており、荒川下流域の堤防でも数少ない弱点とされている個所です。3年前から強化対策事業が始まり、年度内に完成予定です。これにより弱点が克服され、越水を防ぎ、東京全域を守ることができます。
近年、気象変化は激しく、災害はますます激甚化・広域化しています。防災・減災・国土強靭化、さらに地域活性化に力を入れます。
9日、新型コロナ感染症の緊急事態宣言について、発令中の北海道、東京、大阪など21都道府県中のうち、宮城と岡山県を除く19都道府県で延長することを決定。9月30日まで延長することを決めました。 新規感染者数はやや減少傾向にあるものの、警戒を緩めることなく、しっかりした対応が重要です。
感染抑制で大切なのは、①人流の抑制②ワクチン接種③治療薬の推進――の"3本の矢"。なかでもワクチン接種が、昨日現在、全国で1回目が60%、2回目が49%と、進んできました。 9月に更に接種が進むよう供給量の獲得に現場で努力をしてきましたが、若者への接種も含め頑張ります。また「3回目のワクチン獲得と無料で」を党として強く要請しています。もう一つが治療薬です。軽症・中等症患者への「抗体カクテル療法」が始動し、「都内で約1500人に投与、約75%の患者が症状改善」との報告や、それ以上の「95%回復」というデータもあって有効。更に「飲み薬」タイプの治療薬の開発承認が進められ期待されています。「抗体カクテル療法」「レムデシベル」等、治療薬が動き始めたことは「ワクチン」「治療薬」という2つの武器を手に入れたことになります。それも含めて医療体制の拡充は最重要なカギです。全力で頑張ります。