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25日、北区で「ワクチン接種の移動支援事業者」への感謝状贈呈式が行われました。昨年5月、高齢者・障がい者へのワクチン接種を推進・支援するため、その送迎を地元タクシー業者等に委託する事業を開始しました。東京では初めてで、全国的に「北区方式」として注目・紹介されました。これまで4832件の稼働件数。大変喜ばれ、高齢者等へのワクチン接種の加速に力を発揮しました。

なぜ、こうした事業がスムーズにできたかといえば、北区では、これまでタクシー・バス業者と「災害時の緊急輸送協力に関する協定」が結ばれ、日頃より打ち合わせがされてきた経緯があります。何事も日頃からの「防災・減災」対策が大事です。

この日、尽力していただいているタクシー・バス業者への感謝状を贈呈。互いにこれまでの取り組み、課題、今後の緊急時対策等を話し合いました。


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足立・竹ノ塚駅周辺の"開かずの踏切"がなくなる。高架化がついに実現――。20日、東武伊勢崎線の竹ノ塚駅高架化事業が完了し、運行が開始されました。長年の念願であった"開かずの踏切"が撤去され、合わせて竹ノ塚駅が立派で便利な駅へと一変。今後さらに駅周辺の開発・整備が進んでいきます。地元・足立でもあり国土交通大臣としても直接関わってきた私として、本当に嬉しい日となりました。20日の午前中に現地に駆けつけましたが、多くの人が写真を撮っている姿が目立ちました。それだけ喜びが大きいと感じました。

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きっかけとなったのは2005年3月、この踏切で歩行者4人が死傷するという痛ましい大事故が起きたこと。翌日には国会で質問、現地を視察。従来の制度では実現が困難であったものを、区施行方式で実現を進め、2012年に工事着手にこぎつけました。この時は、工事着手までが類例のないスピードであったので「竹ノ塚の奇跡」ともいわれました。国、都、足立区、東武鉄道、地元住民の結束と熱意によるものでした。もちろん、公明党はその推進力になりました。2016年5月に下り急行線、2020年9月に上り急行線が運行、ついに今回、普通列車も含む全線が運行されたものです。また新駅舎は諸設備が充実、トイレも子供用、障がい者用、女性のパウダールームを設置するなど最先端のものとなっています。今後は、駅前ロータリーの整備等が始まります。地域が発展し、喜びがさらに広がることを期待しています。

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「緑の防潮堤」に緑が育つ――。東日本大震災から11年となった昨日の3.11。コンクリートがそびえ立つ防潮堤ではなく、「盛土に植樹を」と力を入れたもの。昨年亡くなられた宮脇昭横浜国大名誉教授の指導のもと、岩沼市やボランティアの人たちとともに、私が国交大臣として植樹をしたのが2013年6月(写真(上))。育つのか心配していましたが、多くの方々の並々ならぬ協力によって立派に育っています(写真(下)は今年2月)。国交省としては「緑の防潮堤」のさらなる延長を計画しています。防潮堤は津波防災では必須のもの。しかし「コンクリートで海が見えない」等の問題があることも事実。当時、数十年〜百数十年に1度の「レベル1」と、東日本大震災級の数百年〜千年に1度の「レベル2」の基準を示し、かつ各市町村・住民の声を聞いて建設をしました。この「緑の防潮堤」もあれば、大津波に何度も襲われた宮古市田老では「14.7メートルの巨大防潮堤」、気仙沼では「浮力で立ち上がって高さを増すフラップゲート型」、釜石市では「海が見え漁業ができるよう防潮堤を止めて、道路のかさ上げと高台移転」を選択しました。全体では予定の94%が完成、「多重防御の町づくり」の思想で動いています。

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昨日出席した会合でも、黙祷を捧げました。未だ全国の避難者は38,139人。福島県では今春、帰宅困難地域の一部で避難指示が解除される予定ですが、住民の帰還が実現できない地域もあり、その進捗は不透明で、さらなる支援が必要です。「人間の復興」「心の復興」にさらに力を注いでいきます。


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暖かな日差しとなった26日、梅を見る集いに行きました。馥郁とした梅の香りに包まれて、来ていた人と楽しい懇談をしました。コロナ禍で例年のような甘酒が出たりする行事ではありませんが、毎年のように変わらず、梅は咲きます。

板橋区でOB議員の会合があり、一緒に戦った同志と、勉強と党勢拡大の決意を語り合いました。

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21日、「埼玉県建設業協会越谷支部の特別研修会」に参加、防災・減災・国土強靭化について講演をしました。共に出席した西田まこと参院議員が、東埼玉道路等の県内プロジェクトの推進状況を紹介。「道づくりはまちづくり、そして幸せづくりへ」と、埼玉の未来に向け熱意みなぎる話をしました。

脆弱国土を誰が守るか――。レベルの変わった大災害が頻発、激甚化している日本。私は「防災・減災」「流域治水」「道路等のインフラのストック効果」「首都直下地震の対策強化」などを述べるとともに、「公共工事の設計労務単価の10年連続引き上げ」を紹介しました。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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