未来へつなごう!道・人・地域――28日、都内で「全国みちづくり女性団体交流会」が盛大に開催されました。これには、全国各地から20団体100名を超える女性が出席。いずれも各地で道づくりを推進している方々です。学者や有識者、国土交通省も出席、シンポジウムも行われました。
今大会のテーマは「未来につなごう!道・ひと・地域」「女性が道を支える、地域を支える」です。とくに「命の道」「食の道」「癒しの道」「交流の道」「活力の道」をつなげて欲しいと強い主張がなされました。私は約3年間の国土交通大臣時代、全国各地でハッピを身にまとった女性の会の方々から、道路をつなげてほしいとの強い要望を受け、一歩ずつ実現してきました。
会場では写真撮影会なども行われ、各地でお会いしている方々の集いだけに有意義な交流会となりました。大変な熱気でした。
23日、100年以上の歴史を刻む建築・土木・測量等の専門家を育てる「中央工学校」で講演を行いました。テーマは「国づくりを担う若者への期待」。約300人を越える学生が真剣に聴いてくれたのが印象的でした。
災害も多く、インフラの老朽化も始まっている日本。一方では高齢化・ゼロエネが求められる住宅やコンパクトシティの都市づくり、物流や観光を加速させ、成長を促進する道路・新幹線・空港・港湾等のストック効果等、インフラ整備は大きな役割りを果たしています。そのなかで技能者・技術者の不足は顕著です。とくに若者です。
講演では「防災・減災・老朽化対策・メンテナンス・耐震化の重要性」「住みやすいスマート住宅、スマートウェルネスシティの方向性」「対流促進型国土をめざす国土のグランドデザイン2050」「コンパクトシティ+ネットワークの国土形成」「インフラのストック効果をメルクマールとした選択と集中の投資」......。具体的な実例を数多くあげて説明しました。
さらには「現場の人手不足、技能者・技術者不足の現状」を述べ、「モノづくり日本、技術大国日本。それは若い人の現場力にかかっている」「労務単価を国交大臣時代、10数年振りに3回引き上げ、環境整備をしてきた」「きつい、汚い、危険の3K職場ではなく、新しいプラスの3K"給料がいい、休暇がある、希望がある"の業界をめざしている」等々、若者への期待を訴えました。
20日、第193回通常国会が始まりました。会期は150日間、6月18日までとなります。まず前半は平成28年度の第3次補正予算案と来年度予算案の早期成立。そして後半は重要法案の成立と迅速な執行に全力を挙げ、「経済再生」「一億総活躍社会」を確かなものにすることです。党として衆参両院議員総会でスタートしました。また安倍総理、大島衆院議長にも挨拶をしました。
第3次補正予算は北海道等の豪雨災害の復旧が中心ですが、私が強く主張をした再度災害防止策が盛り込まれています。
来年度予算案は、昨年法律化した無年金対策や、返済不要の「給付型奨学金」の創設を実施するための予算化、1億総活躍社会を進めていく上で欠かせない保育士や介護士の処遇改善に向けた施策が盛り込まれました。公明党の強い主張の実現です。経済成長の柱となった観光では、「2020年に4000万人」の目標達成に向け観光資源の魅力向上や訪日プロモーションの強化、宿泊施設の確保など快適な旅行環境の整備などを計上しています。
また、天皇陛下の生前退位に関する法整備は、国民の総意をどのように形成していくのか、静かな環境で議論を進めることになります。また今年の焦点はトランプ大統領の就任をはじめとする各国の政治の激動。日本は不安定な流動化に振り回されないよう、自らの確たる道を進むことです。公明党が掲げる「希望がゆきわたる国」の実現へ、頑張ります。
連日、多くの新年賀詞交歓会に出席しています。16日は地元北区の浴場組合の新年会、千葉市で行われた公明党千葉県本部の新年の集い、都内で開かれた全国宅地建物取引業協会連合会の新年賀詞交歓会等に出席しました。
千葉県本部の新春の集いには、森田健作県知事、石井俊昭商工会議所連合会会長、自民党の多くの国会・県会議員や市町村長等が出席、勢いのある会合となりました。
私は「世界政治の激震のなか、日本は振り回されないこと。自らの成長と分配の好循環を成し遂げることが大事だ」「2月26日には圏央道が埼玉、神奈川へと開通する。外環道も来年3月までに三郷、松戸、市川へと開通する。訪日外国人客が2400万人を越え、さらに増加する。成田空港はますます重要となるし、千葉への誘客のチャンス到来。活性化につなげよう」「公明党は太陽の党で、旭日千葉もそうだ。庶民の心に太陽を昇らせるよう、弱い立場にある人の力になる庶民の党だ」などと挨拶をしました。