20日、第193回通常国会が始まりました。会期は150日間、6月18日までとなります。まず前半は平成28年度の第3次補正予算案と来年度予算案の早期成立。そして後半は重要法案の成立と迅速な執行に全力を挙げ、「経済再生」「一億総活躍社会」を確かなものにすることです。党として衆参両院議員総会でスタートしました。また安倍総理、大島衆院議長にも挨拶をしました。
第3次補正予算は北海道等の豪雨災害の復旧が中心ですが、私が強く主張をした再度災害防止策が盛り込まれています。
来年度予算案は、昨年法律化した無年金対策や、返済不要の「給付型奨学金」の創設を実施するための予算化、1億総活躍社会を進めていく上で欠かせない保育士や介護士の処遇改善に向けた施策が盛り込まれました。公明党の強い主張の実現です。経済成長の柱となった観光では、「2020年に4000万人」の目標達成に向け観光資源の魅力向上や訪日プロモーションの強化、宿泊施設の確保など快適な旅行環境の整備などを計上しています。
また、天皇陛下の生前退位に関する法整備は、国民の総意をどのように形成していくのか、静かな環境で議論を進めることになります。また今年の焦点はトランプ大統領の就任をはじめとする各国の政治の激動。日本は不安定な流動化に振り回されないよう、自らの確たる道を進むことです。公明党が掲げる「希望がゆきわたる国」の実現へ、頑張ります。