昨年2016年の訪日外国人数が2403.9万人――。ついに2000万人を突破し、2400万人台まで来ました。感無量です。私が国交大臣となり、観光庁を管轄するようになった2013年に、前年まで800万人台であった訪日外国人が1000万人の大台に乗り、12月末、成田で記念イベントをしたことを思い出します。以来、1341万人(2014年)、1974万人(2015年)と急増、ついに2403.9万人と飛躍的な増となりました。
ビザの発給緩和、免税制度の拡充、wifi環境の整備、空港やクルーズ船用の港湾等の整備、多言語対応、外国への積極的アプローチ、そして円安、日本に勢いが戻ってきたこと・・・・・・。数々が実りました。各国の観光大臣との会談も積極的に行いました。
ホテル不足、駐車場不足、文化財の入場制限、交通環境、バリアフリー、多言語案内、ランドオペレーターの監視など出てきた課題も多く、来年度予算や法案でも対応を急いでいます。日本の成長や地方創生にも不可欠、柱ともなってきた観光。2020年の目標を4000万人に引き上げていますが、いよいよ正念場だと思います。
政府、各省庁、関係業界とよく協力して頑張ります。
9日の成人の日、地元北区や足立区でも成人の日の式典が行われました。また、街頭演説も行いました。
この日の新成人は全国で123万人。北区では昨年より約300人多い3044人、そのなかでもなんと597人が外国人です。親子連れや仲間同士が背広や晴れやかな着物姿で、この日を祝いました。
「公明党は若者支援党」「公明党は若者の声を国政に届ける党」と私は言い続けていますが、若者にいい仕事、雇用があるということが大事です。 若者を使い捨てる"ブラック企業"対策を進める「若者雇用促進法」や「非正規労働者の処遇改善」にも取り組んできましたが、更にバックアップしていきます。
また、「給付型奨学金の創設や無利子の奨学金の拡充を含めた奨学金制度の充実」や「携帯電話料金の引き下げ」などの実績も、どの政党よりも若者を大切にする公明党ならではの行動力があります。
この日も多くの新成人の皆さんと懇談しましたが、さらに「公明党は若者支援党」で頑張ります。
新春を迎えた2日、新宿で党主催の「新春街頭演説会」、地元でも街頭演説会を行いました。
今年は景気・経済においても、観光においても、社会保障においても「正念場」の年。景気・経済では、人口減少社会のなかで「生産性革命」「働き方改革」で成長を果たすことが重要。「格差是正」を含めて、しっかり「人への投資」「社会保障の拡充」を図り、リターンのあるようにバックアップするのが公明党の役割です。
また、観光は昨年、外国人訪日客2400万人という伸びになりました。この2年でなんと1000万人の増加。勢いでここまできましたが、今年が「正念場」です。世界各国の政治が大激震の今、外交もきわめて重要です。さらに頑張ります。